炭酸ガスレーザー、電気メス、くりぬき法、切開など多くの治療法があります。ほくろやいぼの大きさ、根の深さに対して最適な治療を選択し、短時間の施術で顔など目立つ場所のほくろやいぼを除去可能です。高価なスキャナー付きCO2レーザーの使用で、傷跡も最小限に抑えます。
施術一覧
ほくろの原因
ほくろの原因には、先天性と後天性があります。後天性の場合は、多くの紫外線を浴びることや、ホルモンバランスの崩れが原因です。
紫外線を浴びると、色素細胞であるメラノサイトが肌を守るために、メラニン色素を産生します。メラノサイトがメラニン色素を産生する過程で、皮膚の一部に集まってほくろが発生するのです。
紫外線を多く浴びる環境にある人は、ほくろが出来やすいと考えられます。また、女性であれば生理不順や更年期、ホルモンバランスの崩れなどもほくろの原因です。
ほくろが出来やすい人の特徴
次に、ほくろが出来やすい人の特徴を確認しておきましょう。
1.紫外線を多く浴びている
紫外線を多く浴びる環境にいるということは、ほくろが出来やすい人の特徴です。
ほくろは、メラノサイトがメラニン色素を産生する過程で発生します。メラノサイトは、紫外線の刺激から肌を守るために活性化するため、紫外線を多く浴びる環境にある人は、ほくろが出来やすいでしょう。
2.ホルモンバランスが乱れている
ホルモンバランスの乱れも、ほくろが出来やすい人の特徴です。
また、女性の場合は生理前後や妊娠・出産でほくろが増える場合もあります。プロゲステロンという女性ホルモンが多く分泌されることで、メラニンも同時に作られるようになることが理由です。
3.食生活や睡眠時間が乱れている
食生活や睡眠時間の乱れなど、生活習慣が不規則であることも、ほくろが出来やすい人の特徴です。
栄養の偏りや夜更かしは、肌のターンオーバーを妨げ、ホルモンバランスの乱れにつながります。肌のターンオーバーは、ほくろの原因であるメラノサイトを排出する、重要なサイクルです。
4.ほくろが出来やすい人のその他の特徴
メイクやマッサージの際に強くこすり過ぎることも、ほくろが出来やすい人の特徴です。
メラノサイトがメラニン色素を産生するのは、紫外線の刺激だけではありません。メイクやマッサージによる肌への強い刺激も、メラニン色素が作られる原因です。メイクやメイクオフ、マッサージの際は、肌に強い刺激を与えないように注意しましょう。
よくあるご質問
ほくろやいぼは、一度の施術で取り切れるのでしょうか?
炭酸ガスレーダーや電気メスなどによって、一度で取ることが可能です。
再発する場合もありますので、その場合は再度施術をお願いしております。
また、種類にもよりますが、いぼは、簡単に一度でとれる場合が多いです。
こちらもほくろ同様、再発の可能性が高いので、その場合は再度施術をご検討ください。
ほくろやいぼの治療後、跡が残ったりする可能性はあるのでしょうか?
個人差はありますが、ほとんどの方は気にならない程度の跡しか残りません。
具体的には、凹んだ傷やケロイド、盛り上がった傷跡などが残る場合があります。
ケロイドなどになってしまった場合は、保険診療で治療を行うこともあります。
気になる傷ができた場合は、クリニックの医師に相談してみるようにしてください。
ほくろやいぼ治療の際、痛みはありますか?
ほくろやいぼ治療の施術前に、局所麻酔を行うため、施術中の痛みはほとんどありません。
施術後は、小さい傷ができている状態なので、個人差はありますが、ひりひりとしたような痛みを伴う場合があります。
数日でおさまる痛みなので、日常生活にも支障ない程度の痛みがほとんどです。
ほくろやいぼ治療後の禁忌事項はありますか?
施術当日から入浴や洗顔も可能ですが、タオルなどでこすらないようにしてください。
また、傷跡がかさぶたになる場合もあります。かゆみが生じる場合もありますが、その際はかいたりせず、冷やしてください。
どうしても気になる場合や、ケロイドになってしまった場合は、病院を受診するようにしましょう。
ほくろやいぼはどのタイミングで施術するのがおすすめのですか?
施術自体はすぐに行えますが、完全に皮膚が再生するまでに数カ月かかることが多いです。
その間は、紫外線対策などを特に気を付ける必要があります。
そのため、比較的紫外線の少ない秋ごろ~冬にかけて施術を受けるのがおすすめです。
夏に施術を行うことも可能ですが、その場合は紫外線対策をしっかり行いましょう。