ケアシスは、有効成分を皮膚表面に導入し、しみやくすみ、小じわなどの肌質改善が期待できる治療方法です。元々はガン治療の研究で生まれた医療技術で、電気パルスを用いて細胞膜に一時的な穴をあけるため、電気穿孔法やノーニードルセラピーとも呼ばれています。
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塗布するだけでは肌のバリア機能にはじかれてしまう有効成分を、ケアシスによって一時的に開けられた細胞膜の穴から浸透させることで、肌の深部まで届けることができます。さらに、マイナス20度まで冷却できるため、施術部分の血管を収縮させ、有効成分を長時間とどめておくことが可能です。
この技術による有効成分の浸透率はイオン導入の約20倍とも言われ、効率的に肌悩みにアプローチすることができる治療法となっています。また、ケアシスの施術には針や注射などは使用しないため、痛みや傷跡が生じず、低刺激かつ安全性が高い点が大きなメリットと言えるでしょう。
ケアシスのリスク・副作用
ケアシスには以下のようなリスクや副作用があります。
- 施術中の痛み
ケアシスは基本的に痛みを生じない治療法ですが、まれに部分的なチクチクとした痛みや響くような刺激を感じる場合があります。気になる場合は、医師やスタッフにお申しつけください。
- 施術後の痛みや色素沈着
ケアシスの施術後は、稀に皮膚に赤みやかぶれ、色素沈着などの副作用が出る可能性があります。いずれも、施術後数時間~数日で治まります。
- 効果の個人差
効果には個人差があり、治療による効果が実感できないことがあります。
FAQ よくある質問
痛みはありますか?
ケアシスの治療では、針や注射は使用しないため基本的に痛みはありません。個人差はありますが、稀に部分的なチクチクとした痛みや響くような刺激を感じる場合があります。痛みについてご不安がある場合は、医師へご相談ください。
ケアシスの治療後、ダウンタイムはどれくらいですか?
ケアシスによるダウンタイムはほとんどありません。施術直後は、赤みが出たり腫れる場合がありますが、数日で治まります。
施術時間はどのくらいですか?
施術時間は、約10~20分です。
施術前に注意することはありますか?
電気を使用するため、アクセサリーなどの金属類、補聴器などは事前に外してください。
洗顔やメイクはいつからできますか?
洗顔やメイクは施術当日から可能です。
入浴をしてもいいですか?
入浴は施術当日から可能です。
ケアシスはどのくらいの頻度で受けるべきですか?
当院では、1~2週間に1回の頻度で通院されることをおすすめしています。治療が完了した後も、1~2か月に1度を目安としてメンテナンスすると効果が持続します。
効果はどのくらいで実感できますか?
個人差がありますが、ケアシスの効果を実感するためには、5~10回の施術が必要です。1回の施術では変化が感じられにくいですが、回数を重ねることで徐々に肌質が改善していくのを実感していただけます。
ケアシスが受けられない人はいますか?
以下に該当する人は、ケアシスを受けることはできません。
- 妊娠中またはその可能性がある方
- 授乳中の方
- ペースメーカー、金属プレートを使用中の方
- 施術部位に湿疹、炎症、皮膚炎、感染症のある方
- 使用薬剤にアレルギーがある方
- その他、医師が不適当と判断した方
ケアシスの施術後に注意することはありますか?
ケアシスの施術後は紫外線の影響を受けやすいため、日焼け止めや日傘を使用するなど、しっかりとした紫外線対策を行ってください。