FORMA V（フォーマブイ）は、医療機関専用の高周波（RF）治療機器です。
身体の深部にまで温熱エネルギーを届けることで、肌や粘膜のコラーゲン産生を促し、組織の引き締めや再生をサポートします。
顔などの美容医療でも使用されている信頼性の高い機器で、女性特有のお悩みにも安全に対応できるよう設計されています。

FORMA Vは、特に膣内・外陰部などのデリケートゾーンに向けて開発された治療機器です。
年齢や出産にともなう膣のゆるみ、乾燥感、においなどの不快症状に対し、メスを使わず、身体にやさしくアプローチすることが可能です。
膣内に専用のハンドピースを挿入し、粘膜や皮膚に温熱刺激を与えることで、自然なコラーゲン生成を促し、ハリやうるおいを取り戻します。

FORMA Vは痛みが非常に少なく、麻酔なしでの施術が可能なほど身体にやさしいのが特徴です。
施術時間も短く、ダウンタイムもほとんどないため、忙しい方や初めての方でも安心して受けていただけます。
その安全性と効果の高さから、近年では婦人科や女性専門クリニックでも導入が広がっており、エイジングケアや更年期ケアとしても注目されています。

ダウンタイムについて

稀ですが、褐色のおりものが出る可能性があります。

注意事項

・治療後３日間は性交渉・激しい運動・入浴(シャワー可)をお控えください
・治療後に腫れや赤みを伴うことがありますが、１日から最大１週間で消失します。

起こり得る副作用

痛み、不快感、赤み、水疱、痂皮形成、腫れ、一時的な打撲、皮膚の一時的な変色や、傷痕や永久的な変色など

禁忌事項

・ペースメーカーをご使用の方
・性感染症、性器ヘルペス、尿路感染症の方
・妊娠もしくは授乳中の方
・妊活中の方
・施術部位に皮膚トラブルや感染症がある方
・糖尿病で治療中、または膣内の手術を受けている方
・１年以内に膣、または膣内の手術を受けた方
・月経中の方(前後1週間は施術をお控えください)
・治療領域に避妊具を使用されている方
・子宮脱、膀胱瘤または直腸瘤
・糖尿病などの制御が不十分な内分泌障害、または甲状腺機能障害
・心臓障害、感覚障害、てんかん、制御不能な高血圧、肝臓または腎臓の疾患などの重度の併発症状

他施術との間隔

● 生理前後について
生理中は施術ができません。
生理前後は1週間以上あけてご予約ください。

● 子宮摘出後の方
子宮全摘出後は、最低でも1年間は施術をお控えください。
粘膜の再生や体調の安定が確認されたうえで対応可能となります。

● 婦人科形成手術後の方
小陰唇縮小や膣縮小手術などの婦人科形成を受けた方は、術後3〜6ヶ月経過してから施術可能となります。
傷の治癒具合により個人差がありますので、医師の判断を優先します。

● イソトレチノイン内服中の方
イソトレチノイン内服中・前後は６ヶ月以上の間隔をあけてから施術を受けていただきます。
肌の乾燥や粘膜のダメージを防ぐため、治療完了後もしっかり期間をあけてご相談ください。

● VIO脱毛との併用について
レーザー脱毛や光脱毛と併用される場合は、前後1週間の間隔をあけて施術を行ってください。
照射による皮膚への刺激を避けるため、スケジュールに余裕を持ってご予約ください。

● ピーリングとの併用について
グリコール酸や乳酸などのピーリング施術を受けた場合は、1週間以上あけて膣RFをお受けください。

● 出産後の施術再開について
産後はホルモンバランスの変化や膣内の回復が必要です。
最低でも半年以上経過してからの施術をおすすめしています。
帝王切開・自然分娩に関わらず、診察にてご相談ください。