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【ジェントルマックスプロ】メリットや脱毛効果、ジェントルレーズプロとの違いを説明

【ジェントルマックスプロ】メリットや脱毛効果、ジェントルレーズプロとの違いを説明

脱毛を検討している方は、「メリットやデメリットは?」「脱毛の効果は実際どうなの?」などと疑問に思っている方もいるかもしれません。 本記事では、レーザー脱毛機である「ジェントルマックスプロ」のメリット・デメリットや、前世代機種である「ジェントルレーズプロ」との違いを詳しくご紹介します。 よくある疑問点もまとめましたので、脱毛を検討している方はぜひ参考にしてみてください。 ジェントルマックスプロとは? ジェントルマックスプロとは、医療レーザー脱毛機です。アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーという2種類の異なる波長を持つレーザーで、さまざまな毛質や肌質の方でも受けられるのが特徴です。 アレキサンドライトレーザーは短い波長で、濃く太い毛を脱毛するのに適しています。一方、ヤグレーザーは波長が長く、色黒肌や奥深くの毛の脱毛が可能です。フェイシャル機能がついており、脱毛しながら美肌効果にも期待できます。 ジェントルマックスプロの3つのメリット ジェントルマックスプロにはどんなメリットがあるのでしょうか?ここでは3つのメリットについて解説します。 皮膚冷却システムで痛みを緩和している 皮膚冷却ガスにより、痛みを軽減できるシステムを搭載しています。痛みの軽減だけではなく、皮膚表面を保護し、直接的なダメージを抑えることが可能です。 ジェントルマックスプロで使用するヤグレーザーは痛みが強いですが、冷却システムにより痛みを軽減できます。 広範囲に照射できる ジェントルマックスプロは最大24mmの照射径に対応しており、広範囲に効率良く施術を行います。施術時間を短縮できるので、痛みを感じる時間も短く、患者様の負担軽減になります。 また、24mm口径はより深い発毛中枢にも届くため、脱毛効果が高いというメリットもあります。 幅広い肌質・毛質にも対応できる ジェントルマックスプロはさまざまな肌質・毛質の脱毛でも対応できる施術です。 アレキサンドライトレーザーは、照射時の痛みを抑えられますが、メラニンに敏感に反応する性質があります。その場合は、ヤグレーザーを使用すれば、日焼けした肌・色黒肌にも照射できるでしょう。 また、毛の太さや毛質も幅広く対応できます。脱毛する部位を選ばず、さまざまな方に施術可能です。 ジェントルマックスプロのデメリット ここまでメリットについてご紹介してきましたが、次にデメリットについても解説します。 施術時の痛みが比較的強い ジェントルマックスプロでは2種類のレーザーを使用しますが、ヤグレーザーは出力が高いため、痛みも強くなります。出力を調整し、痛みを抑えることができますが、不安な方は事前にご相談ください。 前述の皮膚冷却システムを併用して痛みを軽減したり、施術部位の毛質・肌質に応じてアレキサンドライトレーザーに切り替えたりすることも可能です。 仕上がりのクオリティが異なる 施術者の技術力によっては仕上がりのクオリティが異なる可能性があるので、クリニック選びを慎重に行うことが大切です。 ジェントルマックスプロは2種類のレーザーを使い分けます。適切な部位への使用や出力などが仕上がりに差をつけます。経験豊富な施術者が対応してくれるクリニックかどうか、HPや口コミなどを参考に検討するようにしましょう。 白髪の脱毛はできない ジェントルマックスプロのレーザーは2種類ともに「熱破壊式」です。メラニン色素に反応して脱毛効果を発揮するため、白髪の脱毛はできません。できれば、白髪が増える前の脱毛がおすすめです。 ジェントルマックスプロの脱毛効果 ジェントルマックスプロを実際に施術した場合、効果がどのように期待できるか解説します。 毛が抜け始めるのは施術から1~2週間後 脱毛の効果は、施術から約1~2週間後です。 照射箇所は毛根部分なので、すでに生えている毛を抜くわけではなく、発毛組織に作用して成長を止めるため、自然と毛が抜け落ちます。 継続的に照射することで永久脱毛が期待できる 1回の施術でも脱毛効果を実感できますが、継続的な施術で永久脱毛が可能です。 「ヘアサイクル(毛周期)」という毛の生え変わりの周期に沿って、脱毛に適した期間に効果的に照射することで効果をより実感できます。脱毛の効果は肌質や毛質・部位によって個人差があるため、施術回数にも違いが出てくるでしょう。 目安としては、5回の施術で自己処理が必要なくなる程度の脱毛効果を実感でき、10回以上でほとんどの方が脱毛を完了できます。 ヘアサイクルを考慮し、クリニックに通うのは2~3カ月に1回の頻度が目安となります。完了までに長い期間が必要となるため、ご自身のスケジュールを確認し、通い始める時期を検討しましょう。 部位によって必要な脱毛回数が異なる 自己処理が必要なくなるまで脱毛したい場合、部位によっても回数が異なります。事前に確認しておきましょう。 照射回数8回以上:腕・足・脇・体・Vライン 照射回数10回以上:顔・Iライン・Oライン 個人差はありますが、どの部位でも最低約8回は照射しなければならないため、費用や期間なども確認しておくとよいでしょう。 ジェントルマックスプロとジェントルレーズプロの違い レーザー脱毛器にはジェントルマックスプロのほかに、前世代機種であるジェントルレーズプロもありますが、どのような違いがあるのでしょうか。 脱毛方式 どちらも熱破壊方式(ショット式)です。 レーザーの種類 ジェントルマックスプロ: アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの2種類のレーザーを使用し、さまざまな毛質に対応できます。 ジェントルレーズプロ: アレキサンドライトレーザーのみで、太く硬い毛などに適しています。 口径 どちらも最大24mmまで対応可能です。 痛み どちらも痛みを感じやすくなっています。 主な特徴 【ジェントルマックスプロ】 2種類のレーザーを使い分けて照射し、効率的な脱毛を行います。 さまざまな肌質や毛質に対応が可能です。 同時に美肌効果も期待できます。 【ジェントルレーズプロ】 レーザーは1種類のみです。 濃く太い毛の脱毛に向いています。 ジェントルマックスプロに関するよくある質問 よくあるお問合せをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 Q. 施術後に毛が硬くなる可能性はありますか? レーザー脱毛は、人体の防御反応により施術後に毛が太くなる・硬くなることがあります。 ジェントルマックスプロに限ったことではないので、その後も繰り返し照射して脱毛が可能です。 Q. VIO脱毛の痛みは強いですか? VIO脱毛の場合、デリケートゾーンの皮膚が薄く、粘膜の近くにあるため痛みを強く感じます。 毛量も多く、毛質も太い場合が多いので、痛みに耐える時間が長くなります。 個人差はありますが、不安な方は施術前に担当医師にご相談ください。 Q. 産毛の脱毛への効果はありますか? ジェントルマックスプロは皮膚の奥深くまで届くヤグレーザーを採用しているため、メラニンの少ない産毛の脱毛にも効果が期待できます。 太く濃い毛よりも実感は低いですが、回数を重ねて照射するとよいでしょう。 まとめ 本記事ではジェントルマックスプロでの脱毛についてのメリット・デメリットや前世代機種であるジェントルレーズプロとの違い、よくある疑問点についてご紹介しました。 ジェントルマックスプロは2種類のレーザーを使い分けることにより、さまざまな肌質や毛質に対応しており、多くの方々が使用できるのが最大の特徴です。これまでレーザー脱毛なかなか踏み切れなかった方はぜひ検討してみてください。 一宮美容クリニックは、患者様から信頼され「綺麗になりたい」という思いに寄り添う、かかりつけ美容クリニックでありたいと願っています。高い技術レベルと独自のオーダーメイド治療で、安心して通っていただけるよう日々努力しております。 無料肌カウンセリングも行っていますので、不明点や施術の不安などがありましたら、当院まで気軽にお問い合わせください。
【ボトックス注射】効果や副作用は?メリット・デメリットについて

【ボトックス注射】効果や副作用は?メリット・デメリットについて

近年は医療技術の発達や美容意識の高まりにより、美容医療が注目されています。なかでもボトックス注射は5分から10分程度の短時間で手軽に安全に施術できることから人気が高い施術です。 一般的に美容医療では腫れやダウンタイムがつきものですが、ボトックス注射ではその心配が少ないこともメリットといわれています。ボトックス注射はさまざまな美容効果が期待できるため、理解を深めて検討しましょう。 当記事では、ボトックス注射に期待できる効果を解説します。また、施術前に知っておきたい副作用、メリット・デメリットもあわせて紹介します。 ボトックス注射の特徴 ボトックス注射は美容医療の中でも広く知られる施術です。かつては著名人が行う施術との認識が強かったボトックス注射ですが、近年は一般の方にも広がりを見せています。ここではボトックス注射の特徴や期待できる効果を紹介します。 シワを目立たなくする ボトックス注射はシワに効果が期待できます。「シワ」の原因は表情筋に関連しています。 表情を作る際やまばたきなどでくりかえし表情筋を動かすと、顏の筋肉が収縮し、その結果シワにつながることも。 ボトックスという成分は、筋肉を弛緩させる役割があります。加齢により目尻や眉間、おでこなどのシワが目立った部分に注射すると、表情筋の働きを抑制し、収縮した表情筋が弛緩してシワを軽減させられます。 小顔効果 ボトックス注射には小顔効果も期待できます。顔が大きく見える要因として、咬筋(こうきん)と呼ばれるアゴの筋肉の発達があげられます。咬筋が発達していると、エラが張って見えたり顔が大きく見えたりします。 咬筋にボトックス注射を行うと一時的に働きを抑制し、発達を抑えられます。その結果、アゴの幅が狭まり顔全体が小さく見える小顔効果が期待できます。 キレイを保つには定期的な施術が必要 ボトックス注射は短時間で手軽に施術でき、美容整形などとは違ってメスを使用して顏を切らなくてもできることから人気を集めています。また、効果をすぐに実感しやすい点も人気の理由です。 ただし、ボトックス注射の効果は一般的に約3ヶ月から半年程度と言われています。手術ではなく永久的な効果を得られる施術ではないため、キレイな状態を保つためには定期的な施術が必要となるでしょう。 ボトックス注射とは ボトックスという成分は、「A型ボツリヌストキシン毒素」という成分をボツリヌス菌から抽出したものです。この成分を生理食塩水で希釈して皮膚内や筋肉内へ注射する施術が「ボトックス注射」という施術方法になります。安全性が高く、手軽に行えることから人気の施術式となっています。 インターネットなどで実際に施術を受けた人の口コミや体験談も多く見つけることができますが、反対に誤った情報や知識も多く見つけられるため、施術を受ける前には、美容クリニックを訪れ、医師から正しい説明を受けることが大切です。 ボトックス注射の効果 ボトックス注射で得られる効果には、上記のシワとりや小顔効果のほかにも多くの効果が期待できます。フェイスラインだけでなく、気になるパーツごとに施術が行えるため、自身の気になる部分にピンポイントで効果を実感しやすい施術です。 ボトックス注射で得られる効果はおもに以下のとおりです。 【顔】フェイスラインの維持 ボトックス注射をフェイスラインから首にかけて打つことで、フェイスラインの筋肉の動きを抑制し、加齢によるシワやたるみを解消することができます。その結果スッキリとしたフェイスラインを維持することが可能です。 【顔】ガミースマイルの改善 ガミースマイルとは、笑った時に上唇が上がって歯茎が見えすぎてしまうことを指します。この原因は、上唇を上げる筋肉の働きが良すぎることにあります。その筋肉にボトックス注射を施し、筋肉の動きを抑制することでガミースマイルの改善に効果的です。 【顔】口角をあげる 口元には、口角を上げる筋肉と下げる筋肉が働いています。ボトックス注射をこの口角を下げる筋肉にのみ施すと口角をあげられます。年齢とともに下がる口角が気になり、制術を受ける方が多くみられます。 【ボディ】美脚効果 ボトックス注射はボディにも施術可能です。そのため、美脚効果を目的として施術を行う方も見られます。ふくらはぎは日常生活や運動、ヒールの着用などで発達しやすく、太さを機にされる方が多い傾向にあります。 実際にふくらはぎの筋肉が発達しすぎると、脚が太く見えてしまいます。ボトックス注射をふくらはぎに打つと筋肉の発達を最低限度に抑え、脚を細く見せられます。 【ボディ】わきが ボトックス注射はわきがの改善にも効果が期待できます。ボトックス注射でわきがの原因であるアポクリン汗腺の働きを抑制することが可能です。わきの下にある交感神経にボトックス成分が働きかけ、臭いをおさえます。 【ボディ】多汗症 わきが改善と同様に、わきの下にボトックス注射をすることで交感神経にボトックス成分を作用させます。その結果、多汗症の原因であるエクリン汗腺の働きを抑え、多汗症の解消につなげます。 【ボディ】肩こり 肩こりは肩周辺の僧帽筋や半棘筋、肩甲挙筋などの筋肉が緊張、硬直した結果起こります。ボトックスを凝り固まった部分の筋肉に注射し、緊張をほぐすことで肩こりを改善します。 ボトックス注射の持続期間・継続させるためのポイント ここではボトックス注射の効果について、期間の観点から解説します。第一に、ボトックス注射は直後から施術効果を実感できる方法ではありません。 多くの場合、施術から2週間ほど経過すると効果があらわれ、3ヶ月〜半年ほど効果が持続すると言われています。それ以降、何もしない場合は注射前の状態へと戻っていきます。 定期的な施術 ボトックス注射の効果を長く持続させるためには、定期的な施術が必要です。注射の効果が完全になくなってから再度施術するのではなく、まだ注射の効果が残っているうちに改めて施術を行う方が、審美性が失われず、かつ長く効果を持続できます。具体的には、約3ヶ月から4ヶ月のペースで定期的に施術を行うのがもっとも有効でしょう。 肌への刺激を控える 施術後は、該当箇所を必要以上に押したりマッサージをしたりすることは避けましょう。強い刺激を与えると注射したボトックスの薬剤が体内に流れ込んでしまいます。 その結果、せっかくボトックス注射をしたのに効果が得られない可能性もあります。特に特に施術直後は肌への刺激を避けましょう。 術後の入浴はNG ボトックスはたんぱく質の一種で熱に非常に弱い特徴を持ちます。そのため、術後の入浴は避けましょう。短時間のシャワーなら問題ありませんが、長時間湯船に浸かったりサウナや岩盤浴に入ったりする行為は避けます。 ボトックス注射の副作用 ボトックス注射は美容医療の中でも比較的安全性が高いといわれているものの、針を用いて薬剤を体内に注入する医療行為の一種です。少なからず副作用の可能性も含んでいるため、副作用やリスクを事前に把握しましょう。ここではボトックス注射の懸念点を4つ紹介します。 表情が固くなったり突っ張ったりする ボトックス注射の代表的な副作用として、顏が突っ張って不自然な表情になる可能性があります。これは薬剤が効いて効果が出すぎていることが原因のため、時間の経過とともに落ち着きます。ボトックス注射は数か月経てば元に戻る施術方法のため、効果が落ちると同時に副作用は解消されていくでしょう。 内出血 ボトックス注射は針を刺す施術のため、内出血する可能性があります。ボトックス注射で使用する針は極めて細いためほとんどの場合が目立たないレベルで済みます。しかし、普段から注射跡が残りやすい場合は注意が必要です。 ボトックス注射の多くは顏への施術のため、目立ってしまわないか心配する人は多いですが多くはメイクで隠せるくらいの軽度な症状です。そのため、過度に心配する必要はないでしょう。 腫れやむくみ ボトックス注射では、施術後に一時的な腫れやむくみの症状が出る場合があります。これは薬剤を入れたことが原因ではなく、注射そのものによる影響です。施術を受ける人の体質や、その日の体調などにより症状の有無や度合いは異なりますが、重症になることは多くありません。もしも腫れが気になる場合は医師への相談が大切です。 めまいなどの体調不良 ボトックス注射は体内に薬剤を入れる施術のため、めまいやふらつきなど体調不良・異変が起こる可能性があります。ただし、発生する頻度としてはきわめてまれです。だいたいの場合は数日間の安静により症状は治まるため、それほど心配するような副作用ではないでしょう。 まとめ 数ある美容医療の中でも、ボトックス注射はその手軽さからもっとも人気のある施術方法の一つと言えます。大きな副作用やダウンタイムが少なく、施術の効果が得られやすいことが人気の理由です。ボトックス注射は顔の気になるパーツごと、顏以外の部分にも施術ができるため、部分的に気になる見た目をピンポイントに改善することができます。 ボトックス注射はメリットが多い施術方法ですが、誤った情報を目にしたり、薬剤を体内へ注射することへの抵抗や不安を感じたりして施術を迷っている人は多いでしょう。美しくなりたいと思いながらも踏み出せない場合は、ぜひ一度美容クリニックでカウンセリングを受け、悩みや不安を解消しましょう。 ボトックス注射をするか検討中という方は、一宮美容クリニックのカウンセリングを受けてみてください。大手美容外科院長出身のベテラン院長が、お一人お一人の希望する効果に対して、適切な施術内容をご提案します。 また当院のボトックス注射は、メールや電話・LINEでご相談いただくことも可能なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
流行りのHIFU(ハイフ)とは?効果や副作用|失敗を防ぐポイントは?

流行りのHIFU(ハイフ)とは?効果や副作用|失敗を防ぐポイントは?

瘦身治療のHIFU(ハイフ)は、肌を傷つけずに顔まわりやボディラインのシェイプアップを実現したい方におすすめです。HIFUは高強度の超音波による熱照射を利用した施術で、痛みをあまり感じず効果を得られるため人気が高まっています。 今回はHIFUについてしくみや効果、予想される副作用を紹介します。 HIFU(ハイフ)とは? HIFU(High-Intensity Focused Ultrasound)は、美容医療において広く利用される肌を傷つけない施術法です。 HIFUは、高強度の超音波を集中させて皮膚の深部に熱エネルギーを送り込み、組織の一部を破壊することで効果をもたらします。期待できる主な効果としては、顔や体のシェイプアップやしわの改善、脂肪の減少などが挙げられます。 HIFUは非侵襲的(身体を傷つけない)なため、副作用のリスクや施術中の痛みが比較的少なく、短時間の施術で効果を得られる特徴を持ちます。皮膚表面に影響を与えず、内部の組織に直接働きかけるため、周囲の組織にダメージを与えることなく治療が可能です。 HIFUは2種類ある HIFUには医療用とエステ用の2種類があります。両者の大きな違いは熱エネルギーの出力です。一般にエステ用よりも医療用のほうが出力が大きく、より高い施術効果が期待できます。 当クリニックで導入している「ウルトラフォーマ3」は、高強度焦点式超音波治療法という方式を採用した医療用HIFUです。皮膚の奥深い層にまでピンポイントで熱エネルギーを照射するため、より効率よく皮膚組織や脂肪細胞に刺激を与えフェイスアップや部分瘦せを実現できます。 エステHIFUとの違いは? 医療用HIFUとエステHIFUの違いは照射方式と出力です。医療用では点状照射方式を採用しているのに対し、エステ用では蓄熱方式によって照射を行います。 医療用のほうが出力が大きく高い効果が得られる反面、熱エネルギーが強いため施術中や施術後の痛みが強まる傾向があります。 一方、エステ用は出力が比較的弱いため施術中の痛みがない反面、1回あたりの施術効果が弱いのが特徴です。 HIFUで期待できる3つの美容効果 ここではHIFUによる施術で期待できる効果を3つ紹介します。 たるみを改善 HIFUの代表的な効果が皮膚のたるみ改善です。HIFUは皮下組織のさらに奥にあるSMAS筋膜に適度な刺激をくわえ、引き締める効果があります。 SMAS筋膜は皮下組織と表情筋の間に位置し、顔まわりの筋肉をほどよいハリに保つのが主な役割です。SMAS筋膜は加齢とともに少しずつハリと弾力性を失い、筋肉を支える機能が衰えていきます。そのため、機能が衰え始める30代半ばから、ほうれい線や目じりのシワが気になり始めます。 HIFUを適切に受けることで肌の土台を支えるSMAS筋膜が引き締められるため、顔まわりのたるみ改善が期待できます。 小顔効果 HIFUは小顔効果も期待できます。小顔効果の秘密は筋肉のシェイプアップです。SMAS筋膜を直接的に刺激することで周辺の筋肉を引き締め、無理のないフェイスリフトを実現します。 また、HIFUの熱エネルギーは皮膚組織に含まれるコラーゲンを収縮させる作用を持つため、施術により皮膚組織が引き締まり、フェイスアップにつながります。 HIFUでは原則としてメスを使わないため、外科手術による従来のフェイスリフトより安全かつ低い負担で美容効果が得られます。 ボディの引き締め HIFUはフェイスラインだけでなく、ボディラインのシェイプアップにも効果的です。シェイプアップしたい部位に対し、熱エネルギーを照射すると脂肪細胞を局所的に破壊し、体外への排出を促せます。 余分な脂肪細胞を効果的に排出することでボディのシェイプアップを実現するのがHIFUの基本的なメカニズムです。 HIFUのメリット・デメリット ここでは医療用・エステ用療法に共通するHIFUのメリット・デメリットを3つずつ解説します。 メリット①施術の傷が残らない HIFUはメスを使わない施術法のため、原則として施術箇所に傷が残りません。また、熱エネルギーを利用した局所的な施術のため施術範囲も最小限に抑えられます。さらに、トラブルが目立つ肌の範囲に応じて熱エネルギーの照射回数を調整する仕組みのため、施術範囲については担当医と相談しながら進めます。 メリット②短期間で済ませられる 施術期間の短さもHIFUの魅力です。医療用HIFUは熱エネルギーの出力が高いため、より短期間で効果を実感できるでしょう。医療用HIFUの場合、目安として3〜6か月に1回程度の施術が推奨されています。あまりにも短いスパンで施術を受けると肌へのダメージが大きくなるため注意が必要です。 メリット③肌への負担を減らせる HIFUは身体を傷つけにくい施術法のため、外科的アプローチよりも肌への負担を抑えられます。施術後の痛みやダウンタイムも少ないため、外科的アプローチで肌への負担を感じた方もおすすめです。 痛みや負担がさらに気になる場合はまずエステ用HIFUから試してみましょう。医療用HIFUよりもエステ用HIFUのほうがベースの出力が低く、施術時の痛みも抑えられます。 デメリット①照射の痛みを感じることがある HIFUのデメリットとして挙げられるのが施術時の痛みです。HIFUはメスを使う外科的アプローチよりも痛みが少ないと言われていますが、熱エネルギーを肌に照射する際、チクチクと刺されるような痛みを感じる場合があります。比較的出力が低いエステ用HIFUでも肌質や体調、皮膚の状態によっては痛みが強まるため注意が必要です。 施術中はもちろんのこと、施術後も長期間にわたり痛みや赤みが治らない場合は担当医や医療スタッフに相談しましょう。 デメリット②肌が乾燥しやすくなる HIFUでは施術後、一定程度で肌の乾燥が見られます。HIFUは皮膚の奥深い部分に熱エネルギーを照射するため皮膚細胞の水分が蒸発してしまいます。 そのため、HIFUの施術後は適切な肌の保湿が重要です。通常、施術にともなう肌の乾燥は一時的ですが、保湿ケアの方法を誤ると肌の痛みや赤み、腫れなど、乾燥以外のトラブルが目立つ恐れがあります。 アルコール成分を含んだ保湿クリームは水分を失った肌には刺激が強いため、できるかぎり自然に近い成分を多く含んだ保湿アイテムを選びましょう。 デメリット③施術箇所によっては効果を感じにくい 顔まわりやボディラインなど、全身の幅広い部位に効果が期待できるHIFUですが、部位によっては目立った効果が実感しにくい面があります。たとえば、顎まわりや首筋のシワなどはHIFUの効果が出にくく、施術が長期化するのが特徴です。 HIFUが効きやすい範囲と効きにくい範囲をあらかじめ把握したうえで施術範囲を決めましょう。 HIFUの副作用と失敗を防ぐポイント HIFUでは最大限の安全性が保障されていますが、ごく稀に以下の副作用が見られる可能性があります。 ・肌の赤みやむくみ ・やけどのような症状 ・神経の損傷やしびれ ここでは起こりうる症状と対処法を解説します。 副作用①赤みやむくみ HIFUによる熱エネルギーが肌の奥深くに到達するとごく稀に赤みやむくみが見られる可能性があります。特に敏感な肌質の方は注意が必要です。 ほとんどの場合、赤みやむくみは一時的な症状でおさまりますが、1週間以上続く場合は担当医に相談しましょう。 副作用②やけどのような症状 HIFUでは熱照射を利用した施術のため、肌質との相性によってはやけどのような症状があらわれるリスクがあります。ただし、実際に肌がやけどしているわけではなく、ほとんどの場合数日から1週間程度でおさまります。痛みもほとんどありません。 しかしながら、ごく稀にやけどが広範囲に及び、長期間にわたって痛みが強くあらわれる可能性があります。施術後、肌がひどいやけどのように見える場合は速やかに担当医に相談しましょう。特に医療用HIFUは出力が高いため、もともと肌質が弱い方は担当医との情報共有が重要です。 一時的なしびれや神経の損傷 皮膚の深部を刺激するHIFUの場合、施術範囲によっては神経を傷つけてしまい、しびれや痛みがあらわれるリスクがあります。ほとんどの場合、影響は最小限に抑えられ、しびれや痛みも数日程度で治まりますが、傷つける範囲が広ければ症状が長期化する危険性があるため、担当医への迅速な相談が必要です。 神経の損傷は重大なトラブルですが、スキルの高い意志による施術であればリスクを最小限に抑えられるため、信頼できるクリニックを選びましょう。 HIFUの治療の流れ 一般的なHIFUでは以下の流れで施術が行われます。 ・カウンセリング ・施術 ・アフターケア カウンセリング HIFUの施術前は医療スタッフによるカウンセリングが行われます。カウンセリングでは施術の目的や効果、リスクについて確認し副作用のリスクを共有するプロセスが重要です。 また、予算に合わせたプランニングも重要です。さらに、健康状態やアレルギーの有無などの情報を共有し、より安全でリスクの少ない施術メニューを医療スタッフとともに検討します。アフターケアの注意点や万が一副作用が見られた場合の対処法についても確認しておきましょう。 施術 カウンセリングでHIFUのメニューについて同意したら実際の施術に移ります。ほとんどの場合、カウンセリングから施術までは1日で行われ、実質的な施術時間は40~60分程度です。 出力の高いHIFUでも痛みは最小限に抑えられますが、肌質が敏感で痛みが心配な方には局所麻酔や全身麻酔を使用した施術メニューが用意されています。 アフターケア 施術後は丁寧なアフターケアが重要です。HIFUは身体を傷つけにくい施術法ですが、施術後には一時的な腫れや赤み、違和感が生じる場合があります。これらの症状は通常数日から数週間で自然に治癒しますが、症状が1週間以上にわたって長く見られる場合は担当医に相談しましょう。症状が軽微な場合はアイスパックや保湿クリームなど、適切なアイテムを使用することで改善できます。 また、施術後は直射日光や強い紫外線からの肌の保護も重要です。日焼け止めクリームや帽子を使用することで、肌のダメージを最小限に抑えられます。HIFUは通常、時間をかけて効果があらわれる施術であり、即時的な効果は得られません。基本的に、効果が最大限にあらわれるまでには1~3か月程度の期間を要します。 定期的な経過観察も欠かせません。医療スタッフと緊密なコミュニケーションを取りつつ、経過や症状の変化を共有し、必要な場合は追加の施術を受けましょう。 施術前のカウンセリングを通じて、効果についての正確な情報と適切なアフターケアの確認が大切です。 注意点 HIFUは個人の肌質や体質によって効果にばらつきがあり、施術範囲や目的によってクリニックに通う期間も異なります。また、痛みの少ない施術メニューも個人によって変わってくるため、施術に際して不安点や疑問点がある場合はその都度信頼できる医療スタッフに相談しましょう。 まとめ HIFUは特殊な機器で皮膚に熱エネルギーを照射し、皮膚細胞を刺激することで肌の引き締めを行う施術です。皮下組織のさらに奥深くにある皮膚組織に作用しコラーゲンや筋膜を引き締めるため、フェイスアップや部分痩せの効果が期待できます。 HIFUには医療用・エステ用の2種類があり、出力や施術範囲が違うため症状に合わせて最適なメニューを選ぶことで望んだ効果が得られます。 ごく稀に肌の赤みややけど、しびれなどの症状が見られますが、ほとんどが一時的なものでしょう。施術は局所麻酔や全身麻酔を使用し安全性に配慮して行われます。施術するクリニックを選ぶ際は、料金だけでなく細かな相談がしやすく信頼できるクリニック選びを行いましょう。 HIFUをするか検討中という方は、ぜひ一度一宮美容クリニックのカウンセリングを受けてみてください。大手美容外科院長出身のベテラン院長が、お一人お一人の希望する効果に対して、適切な施術内容をご提案します。 また当院のHIFUは、メールや電話・LINEでご相談いただくことも可能なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
【シミ治療】治療法毎のメリット・デメリットを専門家がわかりやすく解説!

【シミ治療】治療法毎のメリット・デメリットを専門家がわかりやすく解説!

肌にできてしまったシミを治そうと考えても、さまざまなケア用品や施術があるためどの方法を選べば良いか迷いますよね。 今回は各治療のメリット・デメリットをわかりやすく解説します。治療前に知っておきたいシミの種類や原因、予防のためのセルフケアもあわせて紹介します。 そもそもシミとは? シミは紫外線などの刺激によってメラニンと呼ばれる色素が蓄積され、肌に沈着したことで現れます。 メラニン色素は通常、肌のターンオーバーにより自然に体の外に排出されますが、沈着してシミとなったものはターンオーバーでは取り除くことができなくなります。 シミにも種類がある シミにはいくつかの種類があり、代表的なものとして「日光黒子」「雀卵斑」「肝斑」「炎症後色素沈着」が挙げられます。 日光黒子は紫外線によってできる境界線がはっきりとしたシミです。雀卵斑はそばかすと言われる遺伝的なシミで、思春期ごろに顔の中心部に広がります。肝斑は女性ホルモンの乱れによるもので、30代や40代の女性によく見られます。炎症後色素沈着は外部からの刺激によって発生するもので、虫刺されや怪我の後に発生します。 シミができる理由 シミができる理由として紫外線ですが、他にも様々な原因によりシミは発生します。シミの発生原因を知ることでその対策をしましょう。 紫外線 シミは紫外線により肌のメラニン色素が増えて発生します。本来メラニン色素は紫外線から肌を守る役割を果たしますが、紫外線を多く浴びることで黒色のメラニンが増加します。 また、年齢を重ねるにつれてターンオーバーが遅くなるため紫外線によるシミは発生しやすくなります。 色素沈着 虫刺されやケガからくる色素沈着もシミの原因となります。たとえば虫刺されの後、患部を強く掻いてしまうとその部分の細胞が壊れてしまい、その修復をする過程でメラニン色素が生成され肌が黒くなります。 お肌のターンオーバーの乱れ メラニン色素はターンオーバーと呼ばれる細胞のサイクル活動によって、最終的には垢として古い細胞と共に体から剥がれ落ちます。 しかし、メラニンの大量生成や睡眠不足・栄養不足などの原因によってターンオーバーのサイクルが乱れるとメラニンが排出できずにシミとして残ります。 活性酸素の増加 活性酸素とは、体内に取り込まれた酸素の一部が活性化したもののことで、体の様々な成分と反応を起こします。 通常であれば体に備わった抗酸化作用によって無害化されますが、過剰に生成された活性酸素は皮膚の細胞を攻撃しメラニン色素を増加させ、シミの原因になります。 活性酸素は紫外線・飲酒・タバコ・過度な運動・ストレスなどによって生成されると言われています。 シミを作らないセルフケアとは? シミを作らないためには日頃のセルフケアが大切です。ここでは自宅で取り組める2つのケア方法を紹介します。 日焼け止めの使用 シミの原因となる紫外線を防ぐためにも外出するときは日焼け止めを使いましょう。 日焼け止めを選ぶ際は記載されている「PA」や「SPF」を確認します。PAの+が多い、またSPFの数値が高いものほど紫外線に対して有効的です。しかし、効果が高い日焼け止めは肌に負担がかかりやすいため、レジャーやスポーツなど長時間外で活動するときに使用しましょう。 丁寧なスキンケア 朝晩のスキンケアに気を配ることも大切です。スキンケアで基礎力を高め、シミをはじめとしたトラブルに負けない肌を作ります。特に洗顔・保湿はシミ予防において重要なポイントです。 洗顔はメラニンを肌の古い角質と共に排出しますが、肌を強く擦って洗うと逆にメラニンが増加するため注意が必要です。また、肌の保湿は紫外線の影響を減らしてくれるだけでなく、ターンオーバーの周期を正確に保ってくれます。 さらに、美白有効成分が含まれた化粧品はメラニンの生成を減らすため、シミ予防に効果が期待できるでしょう。 クリームによるシミ治療|メリット・デメリット ここからは具体的なシミの治療方法を紹介します。最初はクリームを使った治療のメリットとデメリットを紹介します。 クリームを使用するメリット クリームを使用するメリットは、比較的リーズナブルに効果が期待できる点です。クリームによる治療は、「ハイドロキノン」と「トレチノイン」の2つが一般的に使用されます。 ハイドロキノンはメラニンの発生を抑制し、シミを薄くすることで美白効果もあります。 トレチノインの効果は肌のターンオーバーを早めることでシミを排出することです。 この2つを使うことでシミに対して効果的に治療ができます。量などにもよりますがこの2つはどちらも皮膚科において3000円ほどで処方してもらえます。 クリームを使用するデメリット シミ治療にクリームを使用するデメリットは、効果が出るまで時間がかかる点です。効果が表れるまで数か月かかるため、早く治療したい人には向きません。 また、2つの薬は副作用で肌が赤くなる場合があり、さらにトレチノインは妊娠・授乳中の方は使用できないという点もあります。この2つの薬はドラッグストアなどでも購入することができますが、市販のものは濃度が薄いため、美容皮膚科での診察・処方がおすすめです。 サプリ・飲み薬によるシミ治療|メリット・デメリット ここではサプリをはじめとした内服治療についてメリット・デメリットを解説します。 内服治療のメリット 内服治療のメリットは、ケアがはじめやすい点です。また、種類も豊富なため最寄りのドラッグストアで購入できるため気軽にスタートできます。 シミを改善したい場合は「医薬品」と記載されたものを選び、美白有効成分が入っているものがおすすめです。 内服治療のデメリット 内服薬のデメリットは、クリームと同じく効果が出るまでに時間がかかる、もしくは思った効果を期待できない点です。また、薬によっては副作用が起こる場合もあります。 レーザーでのシミ治療|メリット・デメリット ここではレーザー治療のメリット・デメリットを解説します。 レーザー治療のメリット レーザー治療のメリットは、短時間で効果的にシミを無くせる点です。 一回の治療時間は長くても30分ほどで施術回数も少なく済み、忙しい人でもレーザー治療を検討できます。さらに、クリームや内服薬では取り除くことが難しいシミにも効果が期待できるでしょう。 レーザー治療のデメリット レーザー治療のデメリットは、他の治療と比べお金がかかる点です。美容目的のシミ治療は保険の適用外となるため、自費での治療になります。数ミリの小さいシミであれば1万円以下での治療もできますが、大きいシミになってくると数万円以上かかることも。 また、レーザー治療の種類によっては、術後2週間ほどは治療した部分が赤くなることや、シミがかさぶたのようになって目立つことがあります。なお、かさぶたになったシミは自然に剥がれます。無理に剥がそうとすると傷跡が残る場合があるため注意が必要です。 まとめ 今回はシミについての種類や予防、治療について解説しました。紫外線やターンオーバーの乱れなどシミができる原因を知ることで、予防を効率的に行えます。また、シミ治療は治療法ごとのメリット・デメリットを確認し自分に合ったものを選びましょう。 しかし、どの治療を選べば良いかわからないと言う方にはIBC式オーダーメイド治療をおすすめします。この治療法は来院ごとに肌を調べ複数のレーザー治療を施すことで、シミの除去だけでなく肌を美しい状態へと導きます。スキンケア指導もあるため、シミの治療と美肌を求める方は試してみてください。 IBC式オーダーメイド治療については、一宮美容クリニックのカウンセリングをぜひ受けてみてください。大手美容外科院長出身のベテラン院長が、お一人お一人の希望する効果に対して、適切な施術内容をご提案します。 メールや電話・LINEでご相談いただくことも可能なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
フェイスラインのたるみは改善できる?原因と具体的なケア方法について

フェイスラインのたるみは改善できる?原因と具体的なケア方法について

年齢とともに気になりはじめるフェイスラインのたるみは、毎日の保湿ケアや表情筋のマッサージ、生活習慣の改善など原因に合わせたアプローチによって予防可能です。また、猫背やスマートフォンやPCの長時間操作による姿勢の乱れもたるみの原因です。 早めに効果的な対策を続けることでフェイスリフトにつながり、将来のたるみを防げます。当記事では、フェイスラインのたるみについて原因とケア方法を紹介します。 フェイスラインのたるみとは フェイスラインのたるみ予防には原因別の対処が欠かせません。ここでは、フェイスラインにおけるたるみの原因を4つ解説します。 表皮のたるみ 年齢を重ねると肌のうるおい成分であるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが減少し、皮膚表面のたるみが目立ちます。目安として、頬の表面を指で軽くつまんで離した時、数秒経っても元の状態に戻らなければ表皮がたるんでいる証拠です。 肌は非常にデリケートな部位であり、ちょっとした体質の変化や外部刺激によってダメージを受けるため、こまめな保湿ケアが不可欠です。 筋膜のゆるみ 顔まわりの筋膜がゆるむことでフェイスラインのたるみが引き起こされます。筋膜とは皮下組織より深い部分にある筋肉組織です。特に「SMAS筋膜」と呼ばれる箇所はフェイスラインの土台を支える役割を担っているため、筋膜がゆるむことでフェイスラインの支えがなくなりたるみとして表れます。筋膜がゆるむ主な原因は以下のとおりです。 ・紫外線 ・肌の乾燥 ・生活習慣の乱れ 特に紫外線は肌へのダメージが大きく、皮膚細胞の内部にあるコラーゲンやエラスチンを破壊します。コラーゲンやエラスチンは肌の水分をキープする役割を担っており、紫外線ダメージを受けると筋膜の引き締め作用が衰えます。また、慢性的なストレスや睡眠不足も肌には大敵です。 毎日の食事や保湿ケアによって肌に必要な栄養を補給することで筋膜の再生につながります。 皮下組織の減少 皮下組織が減少するとフェイスラインのたるみとして表れます。皮下組織は真皮層と筋肉層の間に位置し、脂肪組織を支えるのが主な役割です。皮下組織が紫外線やストレスでダメージを受けると脂肪組織を支えられず、表皮のたるみにつながります。 しかし、コラーゲンやエラスチンなどの保湿成分を定期的に補充することで弾力性を保ち、フェイスラインのたるみ予防が可能です。 加齢による骨の萎縮 年齢を重ねるとどうしても骨が萎縮し、表面にある皮膚がたるみます。骨が萎縮する主要な原因は骨形成と骨吸収のバランスの変化です。加齢によって骨を作る能力が低下し、同時に古い骨を壊す作用が強まります。 また、ホルモンの変化も骨の萎縮の原因です。女性の場合、更年期にさしかかるとエストロゲンの分泌が減少し骨形成能力が低下します。さらに、カルシウムやビタミンD、タンパク質などの栄養素が体内で不足すると骨の形成に必要な要素が足りなくなり、骨密度の低下を招きます。 バランスの良い食生活やカルシウムやビタミンDの摂取、適度な運動の継続が予防策として重要です。 フェイスラインのたるみの原因とセルフチェック 日常のちょっとした生活習慣にもフェイスラインのたるみの原因があります。主な原因と簡単なセルフチェック項目を把握することで改善や予防が可能です。 スマートフォンを見すぎていないか スマートフォンを毎日長時間操作している人はフェイスラインのたるみに注意が必要です。 スマートフォンの操作中はどうしても俯き加減の姿勢が続くため、フェイスラインを支える筋肉が重力に負けて引っ張られてしまいます。一度重力に負けてゆるんだ顔の筋肉はなかなか元に戻りません。 今の時代、スマートフォンをまったく使わないのは難しいかもしれませんが、長時間の使用を避け数秒単位の操作にとどめるだけでもたるみの予防効果が期待できます。 食事はよく噛んでいるか 食事を早く済ませると表情筋が衰えやすいため注意が必要です。食事をよく噛んでから飲み込むことで表皮を支える筋膜や靭帯にほどよい刺激がくわえられ、ハリのあるフェイスラインをキープしやすくなります。 目安として、ひと口あたり30〜50回以上噛むのがおすすめです。平日は忙しくても休日の食事から試してみることでフェイスアップ効果を実感できるでしょう。 普段の表情はどうか 普段の表情を意識して変えるだけでもフェイスアップにつながります。日頃から無表情だとどうしてもフェイスラインを支える筋肉が垂れ下がり、たるみが助長されてしまいます。 口角を意識的に上げたり、笑顔を大きく見せたりすることでフェイスラインの適度な引き締めが可能です。 フェイスラインのたるみ対策・改善方法 ここでは忙しい毎日でも手軽に実践できるフェイスラインのたるみ予防法をご紹介します。 デジタルデバイスを控える デジタルデバイスの長時間操作はフェイスラインのたるみを誘発し、悪影響を与えます。スマートフォンだけでなくPCやタブレット端末など、デジタルデバイスの操作中は無意識のうちに表情が固まってしまい、筋肉が弾力を失います。 そのため、スマートフォンやPCが仕事の必需品という方も、休日だけはデジタルデバイスの使用を普段の半分以下にしてみましょう。人との会話を増やしたり自然を楽しんだりすることで気分転換につながるだけでなく、肌のたるみを予防できます。 姿勢を良く保つ 美しい姿勢のキープもフェイスラインのたるみ予防に効果的です。フェイスラインを支える筋肉と全身の筋肉は密接につながっており、特に首筋や背筋の筋力を維持することでフェイスラインが引き締まります。 デスクワーク中の猫背や左右に偏った歩行姿勢はフェイスラインの筋力を衰えさせるため、お腹に力をいれ、まっすぐな姿勢のキープが重要です。 表情筋を鍛える 表情筋のはたらきとフェイスアップは密接につながっています。表情筋を鍛えることで顔まわりの表皮を支える筋膜や靭帯のハリが保たれ、たるみの予防・改善が可能です。 特に、ほうれい線が表れやすい口輪筋を中心に鍛えることで直接的なフェイスアップにつながります。唇をすぼめるように突き出したり元の表情に戻したりと口輪筋を大きく動かすことで肌を吊り上げる筋肉が鍛えられます。 保湿ケアをこまめに行う 肌の適切な保湿は皮膚の水分のバリア機能を強化し、乾燥を防ぎます。乾燥した皮膚は弾力性を失い、たるみがより目立つため毎日の保湿が大切です。保湿剤にはヒアルロン酸やペプチドなどの成分が含まれており、コラーゲンの合成を促すことで皮膚の弾力性を向上させる効果があります。 さらに、保湿ケアにともなう肌のマッサージによってフェイスライン周辺の筋肉を刺激し、引き締め効果を期待できます。 毎日の保湿ケアと定期的な肌のマッサージは若々しい肌と引き締まったフェイスラインをキープするために効果的です。 当院がおすすめするフェイスラインのたるみに効果的な治療 当院では年齢やフェイスラインの状態に合わせたたるみの予防治療を受けられます。代表的な治療法をご紹介します。 IBC式糸リフト 特殊な糸を皮膚の下に通すことでフェイスラインを吊り上げる治療法です。メスを使わないため肌への負担が少なく、ダウンタイムがほとんどないため日帰りで治療を実施できます。施術そのものも短時間で終わるため、毎日忙しい方にもおすすめです。 (IBC式糸リフトの詳細はこちら) ウルトラフォーマⅢ(HIFU) 一般的にはHIFUとも呼ばれ、特殊な器具で高強度の熱エネルギーを皮膚の深部に照射し、筋膜を刺激することで肌を引き締めます。熱エネルギーをピンポイントに照射するため肌への負担が抑えられ、治療後の副作用も軽減できます。 (ウルトラフォーマⅢの詳細はこちら) まとめ フェイスラインのたるみは、加齢や紫外線などによって肌の保湿機能が衰え、筋膜が弾力性を失うことで起こります。表情筋を鍛えたり肌の適切な保湿ケアを行ったりすると筋肉組織のハリを保ち、効果的なフェイスアップにつながります。 当院ではIBC糸リフトやウルトラフォーマⅢなど、フェイスアップに効果のある安全な治療を受けられるため、フェイスラインのたるみが気になる方はぜひ一度来院をご検討ください。 尚、メールや電話・LINEでご相談いただくことも可能なので、お気軽にお問い合わせください。
目の下のクマの原因・改善方法は?美容外科医が解説!

目の下のクマの原因・改善方法は?美容外科医が解説!

目の下にクマがあると老けて見えたり疲れて見えたりします。マッサージなどをいろいろ試してみても、なかなか改善しないと悩む人も多くいます。改善方法を理解するためには、まずクマの原因を知ることから始めましょう。今回は目の下のクマの原因や解決方法を解説します。 思うように消えないクマは、原因を理解して適切な改善方法を試すと解決できるため、ぜひ参考にしてください。 目の下のクマの種類と原因 目の下のクマには3つの種類があります。種類によってそれぞれクマができるしくみが違うため、まずは自分はどの種類のクマなのかを把握することが大切です。 クマができるしくみ クマができるしくみは、色素沈着・血行不良・たるみによって引き起こされます。色素沈着が起きる原因は、日頃のメイクを落とすために目元を擦ることや紫外線のダメージです。目元は非常に薄い皮膚のため、少しの刺激でも色素沈着が起きやすいといえます。 血行不良が起きる原因は主に寝不足が多く、そのほかには生活習慣やホルモンバランスの崩れなどが挙げられます。なお、多くの人がイメージする目の下のクマは、血行不良です。 クマには3つの色がある クマはできる原因によって、茶・青・黒と3つの色に分けられます。色素沈着が原因の場合は、皮膚を擦りすぎたり目元の保湿が不足したりすると茶クマが起きやすくなるでしょう。目元を下に少し引っ張った際に、皮膚とクマが一緒に移動する場合は茶クマの可能性があります。 血行不良が原因の場合は、青クマになりやすいです。寝不足・冷え・ストレスなどによって引き起こされ、皮膚を引っ張ってもクマは動きません。 たるみが原因の黒クマは、加齢によって目の下にある眼窩脂肪が下がってしまうことで目元に影ができます。影が原因のため、皮膚を引っ張るとクマが少し薄く見えるのが特徴です。黒クマは、目の下がたるんで膨らむことでもできますが、逆に目の下が窪んだ時にもできます。 目の下のクマができる可能性のある症状や病気とは? 目の下のクマは多くの場合、日々の疲れや目元の皮膚状態の変化などで起こります。ほとんど深刻な状態ではありませんが、中には病気の可能性もあるため注意しましょう。 ここでは、目の下のクマができる可能性がある症状や病気について紹介します。 肝機能障害 肝機能障害と目の下のクマは直接的な関係がありません。しかし、肝機能が著しく低下すると皮膚が黄色くなる黄疸症状が出るケースが多く、皮膚だけではなくて白目の部分も黄色くなるため、判断材料になります。 黄疸によって、皮膚が黄色くなるとクマが目立ちます。肝機能障害が続き、徐々に体重が減少することで目の下の皮膚がたるんでしまい、クマが起きる可能性も高いでしょう。 クマができた時に自分の体調にに変化がないか、食欲低下などはないかを十分確認しましょう。肝機能障害が原因のクマは、肝機能を正常化させるとクマも改善していきます。 ガン ガンが潜んでいる場合もクマができる可能性が高いでしょう。ガンになると、急激に体重が減少し、目の下の皮膚がたるみ、黒クマができる可能性があります。 ただし、黒クマができただけでガンと判断するのは避けましょう。ダイエットもしていないのに急激に体重が減少した、身体が疲れやすくなったなどほかの変化も意識します。 貧血 酸素や栄養を行き渡らせるヘモグロビンの濃度が低下し、貧血状態になると血行不良により青クマができやすいでしょう。貧血の場合は、顔全体に血の気がなく青白い印象になります。貧血でヘモグロビンが減少すると皮膚の透過性が上がるため、目の下の筋肉の赤みが目立ち、クマになったり目立ちやすくなります。 バセドウ病 甲状腺機能亢進症と呼ばれる病気の一種のバセドウ病は、眼球突出という症状があります。そのため、眼球突出が起きる前に目の周りの筋肉脂肪が増加し、目の下の脂肪が膨らむケースが多く見られ、目元に黒クマが起きます。バセドウ病が原因で起きるクマの場合、その他にも体重減少・動機・体力の低下などがあわせて見られます。 生活習慣の乱れ 病気ではなくとも仕事や遊びで生活習慣が乱れると、クマが起きやすくなります。生活習慣が乱れると、肌のターンオーバーがうまくいかなくなるため、茶クマや青クマが起きやすくなるのです。 生活習慣が乱れ、ホルモンバランスが崩れる・血行が悪くなることも多いためクマができやすい環境になります。日頃から十分に睡眠を取る、体を冷やさないなど日々の生活を見直しましょう。 眼精疲労 現代に生きる人の多くは、仕事や私生活でパソコン・スマートフォンを使用しています。明るい画面を何時間も見ていると眼精疲労につながります。 眼精疲労が発生すると、血行不良を引き起こし青クマが発生します。青クマを防止するためにもは「日常生活でスマホやパソコンに触れない時間を作る」「目元を温める」など工夫が必要です。 目の下のクマを目立たなくする方法とは? 一度できたクマはもう治らない印象を受けますが、目立たなくしたり改善したりできます。ここでは自分でできるクマのケア方法を紹介します。 メイクを工夫する 最も簡単な方法は、メイクでクマを隠す方法です。一般的にコンシーラーは、クマを目立たなくさせるアイテムとして知られています。ただ、発生しているクマの色によってコンシーラーの色も変えましょう。 血行不良で引き起こされる青クマの場合は、オレンジ系やピンク系のコンシーラーが合います。色素沈着が原因の茶クマの場合は、イエロー系のコンシーラーが合い、自分の肌と同じ色味を選ぶと馴染みやすいでしょう。 目元の影が原因の黒クマは、コンシーラーを使用するよりも目元を華やかに見せることを意識してください。ツヤ感のあるアイシャドウを目の下につけると明るい印象になります。 マッサージや保湿 特に青クマで悩んでいる人は、マッサージや保湿もクマ改善に効果的です。血行不良はクマができやすい大きな原因のため、仕事でパソコンを長時間使用した際には、ホットタオルやアイマスクを乗せましょう。 じんわりと目元が温まり血行が良くなります。また、目元のマッサージも効果的ですが、あまり擦ると茶クマになる場合もあるためマッサージの際は必ずアイクリームを使用してください。 早く改善させようと強くマッサージしても意味はないため、優しく丁寧なマッサージが基本です。 生活習慣の見直し 生活習慣の乱れは、クマ発生の大きな原因となるため生活習慣の見直しは非常に大切です。睡眠時間を確保する、適度な運動をする、食事はバランスよく3食とるなど基本の部分を整えてください。 無理をするとストレスがたまり、クマが起きやすくなるため自分でできるところから少しずつ生活習慣を整えていきましょう。 良くならない場合は治療を行う 自分でできる改善方法をいろいろ試してみても改善しない場合は、専門的な治療がおすすめです。美容外科では、クマを目立たなくさせる治療を行っているため、クマの状態に悩んでいる場合は、一度相談してみましょう。クマの症状が強く、自分でのケアが難しいと感じた際の選択肢として検討がおすすめです。 当院がおすすめするクマ取り治療 当院でもクマ取り治療を行っています。当院では切らずに腫れにくいクマ取り治療を4つ提供しています。 クマを取り除くことで、目元のハリが復活したり表情が明るく見えたりと変化が起きるでしょう。ここでは、当院がおすすめするクマ取り治療をご紹介します。 経結膜脱脂法 切らないクマ取り治療として有名なのは「経結膜脱法」です。下まぶたの内側をわずかに切開し、眼窩脂肪を取り除くことで余分な脂肪が消えて影がなくなります。内側から脂肪を取り除くため、皮膚表面に傷が残らず、施術時間も短く済む点が特徴です。 IBC式ヒアルロン酸・ボトックス治療 近年多くのクリニックで行われている、ヒアルロン酸やボトックス治療もクマ取り治療としておすすめです。当院ではIBC式として患者様の顔全体のバランスを整えるオーダーメイド治療に注力しています。 IBC式ヒアルロン酸の場合は、必要に応じてHIFUやボトックスを併用するため、自然な仕上がりが魅力です。クマ取り治療を行いながらも、自分が理想とする顔の形を作り上げられるでしょう。 (IBC式ヒアルロン酸・ボトックス治療の詳細はこちら) クマ縮小注射 脂肪溶解と培養上清液を混合させた液剤を「クマ縮小注射」と呼び、打つことで目の下の膨らみを縮小させることができます。目の下に膨らみができると、どうしても影になってクマになります。 そのため、クマ縮小注射を行って、目の下のハリが取り戻せるとクマ改善がしやすくなるでしょう。クマ縮小注射はボトックスやヒアルロン酸と同時に行うことも可能です (クマ縮小注射の詳細はこちら) ボトックス注射 ボトックス注射は、クマの原因の1つとなる色素沈着で起きる「ちりめんじわ」に効果が期待できます。ボツリヌストキシンという成分を気になる部分に打つことで、筋肉の過剰な動きを弱め、シワの改善が可能です。 ボトックス注射はメスを入れるわけではないため、肌へのダメージも少なく施術時間も10分程度と手軽に行えます。茶クマは色素沈着により、皮膚が緩んで一箇所にたまってシワができることも原因のひとつのため、ボトックス注射は効果が期待できるでしょう。 (ボトックス注射の詳細はこちら) まとめ クマは日頃からできやすいため、一度できるとなかなか自分では改善できません。生活習慣を整えたり、目元を保湿したりしてもクマがとれず悩む人はたくさんいます。あらゆる方法を試してみてもうまくいかない場合は、専門的な治療をおすすめします。数多くの症例を見ている医師であれば、クマの種類に合わせて的確な治療の提供が可能です。 クマがあることで、老け顔に見えますし疲れた表情になります。コンプレックスや悩みを乗り越えるためにも、一度治療についても検討してみましょう。 クマ取り治療については、一宮美容クリニックのカウンセリングをぜひ受けてみてください。大手美容外科院長出身のベテラン院長が、お一人お一人の希望する効果に対して、適切な施術内容をご提案します。 メールや電話・LINEでご相談いただくことも可能なので、お気軽にお問い合わせください。

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