手術自体の時間は、30分～60分程です。術後は入院の必要はなく、すぐに帰宅できます。事前に、ご希望のデザインや手術における注意点、術後の過ごし方などについてカウンセリングのお時間をいただきます。お時間には余裕を持ってお越しください。

傷口を濡らさないようにすれば、シャワーは当日から可能です。長時間の入浴やサウナは血圧を上昇させ、腫れの原因となりますのでお控えください。入浴や洗顔料の使用は抜糸後2日目から可能ですが、洗顔時には施術部位を強くこすらないようお願いします。

基本的には抜糸が終わりましたらメイクをしていただいて構いません。ただし、抜糸した後に診察をし、施術部位の状況次第ではしばらくメイクを控えていただく可能性もあります。メイクができるようになれば傷口を隠せますので、人前に出ても違和感はないでしょう。

手術1週間後から着用可能です。ただし目元に違和感がある場合コンタクトレンズは着用せず、クリニックにご相談ください。なお、手術当日はコンタクトレンズを外しての施術になります。眼鏡が必要な方はご持参をお願いします。

目頭切開には局所麻酔を使用するため、術中に痛みを感じることはほとんどありません。局所麻酔は注射で行うため、針を刺す瞬間にチクッとした痛みを感じますが、丁寧にまぶたに注射するので痛みは感じにくいです。クリニックによっては、局所麻酔の前に表面麻酔を行います。ご希望の方はお問い合わせください。

施術後のダウンタイム期間は、1～2週間程度です。傷跡はほとんど残ることはないですが、体質によってはまれにケロイド状になってしまう方もいます。傷の赤みやケロイドは時間が経つと徐々に薄くなっていくでしょう。

手術から1～2週間後に抜糸を行います。抜糸の際にご来院いただきますが、施術部位が順調に回復しているようでしたら通院の必要はありません。回復具合が思わしくない場合は、通院していただく可能性もありますのでご了承ください。

基本的には、効果は半永久的に持続し、形が変わることはありません。ただし加齢による目元の皮膚のたるみなどにより、手術直後とは目の印象が変わってくることもあるでしょう。目の印象が変わってきたと思われる場合、効果の継続がご希望でしたらクリニックまでご相談ください。

目頭切開は、一度施術を行うと元に戻すことは難しいです。術式によってはある程度戻すことも可能ですが、簡単ではありません。そのため、事前のカウンセリングがとても重要です。理想のデザインに近づけつつ、医師の経験を踏まえ、患者様に最適なご提案をいたします。

同時に手術することは可能です。目頭切開は目を大きくする手術であり、二重にする手術ではありません。一重の方は他の二重手術を同時に行うことで、より理想の目に近づくことができるでしょう。手術の順番は、目元の状態とお好みのイメージによって異なります。