低出力のレーザー照射により、シミや肝斑、くすみなど細かいメラニン色素にアプローチします。皮膚の再生力が高まり、毛穴の開き、赤ら顔など肌質改善にも効果的です。負担が少なく、照射後にテープ保護が不要なことや、従来のレーザーと比べてダウンタイムが少ないのが特徴です。
施術一覧
肌質改善とは?
肌質改善とは、自分の肌状態と肌質を理解し、正しい治療やスキンケアを行うことです。
美肌の特徴
美肌といわれるような肌は、キメが細かく整っています。また、角層に十分な水分と皮脂があるため、手に吸いつくような肌であることが特徴です。
まさにこの条件に当てはまるのが、赤ちゃんや小さな子供の肌です。毛穴が目立ちにくく、みずみずしい健康的な美肌は、理想的な肌の状態です。肌トラブルもほとんどありません。正しい治療やスキンケアは、美肌維持に欠かせないのです。
美肌維持の鍵、ターンオーバーとバリア機能
美肌を目指す第一歩は、自分の肌状態を知ることです。ターンオーバーが整っており、バリア機能が正常に保たれているかを確認しましょう。
ターンオーバーとは、肌細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組みのことです。ターンオーバーが乱れることで、肌のバリア機能が低下します。ターンオーバーが乱れる原因は、誤ったスキンケアや紫外線など、さまざまです。
また、肌のバリア機能が低下することで、肌が外部の刺激や乾燥に敏感になり、肌トラブルを起こすきっかけとなります。
肌質は年齢や環境、体調によって日々変化します。しかし、自分の肌質を知っていることで、調子が悪い日や、調子が良い日がわかるようになるのです。日々の肌質の変化をチェックし、スキンケア商品を適切に使い分けると良いでしょう。
毎日のスキンケアだけでの肌質改善が難しいと感じたら、肌質改善の美容治療もおすすめです。普段のお手入れでは届かない、肌の内側までケアできます。
あなたの肌質はどのタイプ?
肌質は「普通肌」「脂性肌」「乾燥肌」「混合肌」に分類されます。
普通肌
洗顔後にカサつかず、化粧水を塗り忘れても乾燥しません。化粧ノリも安定しています。肌のバリア機能が保たれ、皮脂と水分のバランスが良い肌です。年間を通して、大きな肌トラブルもありません。
脂性肌
額や鼻の頭が脂っぽく、小鼻の毛穴が目立つ肌質です。化粧崩れが気になることも。皮脂が多く、ニキビができやすい状態です。若い方に多くみられますが、肌の水分不足が原因の場合もあります。
乾燥肌
起床時や洗顔後に肌がつっぱる方は、乾燥肌の可能性があります。肌に髪の毛や服が触れると、かゆみや痛みを生じます。皮脂と水分が少なく、肌のバリア機能が失われた状態です。スキンケア用品でかぶれやすいため注意しましょう。
混合肌
顔の部位によってカサついたり、ベタついたりする方は混合肌に該当します。額や鼻は皮脂が多く、頬は乾燥している方が多いです。皮脂が多い部位はティッシュでオフし、乾燥しがちな部位はしっかりと保湿しましょう。
お肌のトラブル・ダメージの主な原因
繰り返す肌のトラブルは、ダメージが蓄積され、肌の健康が損なわれてしまいます。肌のトラブルとダメージの主な原因を知り、対処することが大切です。
ストレス
ストレスは暴飲暴食をまねき、身体に影響を及ぼします。肌も例外ではなく、自律神経の乱れで肌荒れが治りにくくなります。
生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れにより、肌のターンオーバーに必要なホルモンの分泌が妨げられます。規則正しい生活を心がけましょう。
紫外線
日焼け止めクリームをこまめに塗りましょう。外出時には、手袋や日傘、サングラスを使用してください。
乾燥
乾燥が気になる場合は、保湿機能の高い化粧品を選びましょう。乾燥しがちな季節は、加湿器を活用してください。
花粉
花粉によって、かゆみなどのアレルギー反応が起こる場合があります。花粉が肌に付着しないよう、マスクなどで対策しましょう。
トラブルから肌を守るには?
トラブルのない肌にするためには、以下のセルフケアが重要です。
きれいな肌を保つためにスキンケアの基本を見直し
洗顔時の水温はぬるま湯で、朝と夜に行いましょう。
良質な睡眠を確保
寝る前にはストレッチで身体をリラックスさせ、7時間程度は睡眠を確保しましょう。
UVケア・日傘などで紫外線対策
紫外線対策は一年中行い、定期的に塗り直しましょう。保湿とビタミンCも重要です。
美容施術
セルフケアだけで足りないと感じたら、美容施術がおすすめです。普段ケアができない肌内部まで、効率よく改善できます。
よくあるご質問
肌質を改善することはできますか。
治療方法はさまざまですが、肌質改善は可能です。
ニキビ・ニキビ跡・肝斑・毛穴・赤味・たるみなどの場合はポテンツァ(POTENZA)。
しみやそばかすなどの場合はピコスポット・トーニング。
また、皮膚の若返りを目的とし、シミ・そばかす・赤ら顔などには、ルメッカ(光治療)といった治療法をおすすめしております。
副作用はありますか。
レーザーを使用するピコスポットやルメッカなどでは、治療後にシミが瘡蓋になったり、新陳代謝が高まり肌荒れや赤味が数日続いたりすることもあります。
ポテンツァでマイクロニードル使用の場合も、赤味や瘡蓋が形成されることがあるため、数日のダウンタイムが必要です。
どちらも次第に症状は落ち着き、徐々に効果を実感できます。
1回で効果はありますか。
ほとんどの治療法にて1度で効果を実感できます。
しかし、しっかりとした肌質改善を目的とするのであれば、1~1ヵ月半おきなど、計画的な治療プランが必要です。
症状によっては、さまざまな治療方法を組み合わせることもあるため、詳細はカウンセリング時にご相談ください。
メイクはいつから可能ですか。
翌日から可能です。
ただし、ポテンツァのマイクロニードルやレーザー治療後の赤味が出た場合、新陳代謝増加による肌荒れがひどい場合などは、お肌の安静を保つためにも肌に負担がかかるようなメイクは控える必要があります。
日焼け対策をしっかりと行い、お肌が落ち着くまでは、患部を擦らないようなメイク、洗顔を行いましょう。
治療後に気を付けることはありますか。
治療後に紫外線を浴びると、色素沈着を起こす場合もあるため、紫外線対策はしっかりしましょう。
治療直後は入浴や激しい運動、飲酒などの血行がよくなる行動は控えて、安静に過ごしてください。
洗顔は当日よりできますが、患部は擦らないよう洗ってください。
治療法によって注意点は異なりますので詳しくは医師にご確認ください。