サブシジョンとは、ニキビ跡のクレーター治療に用いられる治療法です。皮膚に針を通し、ニキビ跡によってできた線維化した瘢痕組織をに切り離します。
施術一覧
ニキビができる原因
ニキビによる炎症は、皮脂が詰まった毛穴の中でアクネ菌が増殖することで引き起こされます。しかし、ニキビの原因はアクネ菌以外にも、さまざまな要素が関係する場合が多いです。
肌のターンオーバーが乱れると、角質が肥大化したり、皮脂が過剰に分泌されてしまったりします。それらが毛穴に詰まり、アクネ菌に感染することでニキビになってしまうのです。
肌のターンオーバーは生活習慣の乱れやストレス、免疫力の低下などが原因で崩れてしまうことが多いです。他にも、肌質に合わない洗顔や化粧品などが原因でニキビが発生してしまうこともあります。
また、思春期に発生しやすい「思春期ニキビ」は、成長ホルモンによって過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まることで起こりやすくなります。
いずれにしても、ニキビは何らかの原因で過剰に出てしまった皮脂が毛穴に詰まり、毛穴でアクネ菌が増殖することで起こってしまうのです。
ニキビ、ニキビ跡治療のポイント
ニキビは額や鼻、顎といった皮脂腺が多い場所にできやすく、つぶしたりこすったりすることでニキビ跡になってしまいます。
ニキビ跡になってしまうと、治療が保険適用外のため、一般の皮膚科では治療が難しくなります。また、ニキビ跡の症状(色素沈着、クレーターなど)は人によってさまざまであるため、適切な治療法を長期にわたって受けていかなければなりません。
ニキビのうちであれば、適切なスキンケアや皮膚科への受診などで改善できます。しかし、ニキビは跡になってしまうと自力での治療が困難になるため、いかに跡にならないようにニキビを治せるかが非常に重要です。
よくあるご質問
ニキビ跡がたくさんあり、困っています。ニキビ跡を消すことは難しいでしょうか。
ニキビの炎症により、色素沈着が引き起こされてしまった状態です。
ニキビは紫外線の刺激を受けると、色素沈着を起こします。
外出時は紫外線対策をしっかり行ってください。すでにできたニキビ跡は、美容施術で治療可能です。
ニキビ専用の施術を取り揃えておりますので、患者様の症状に合わせた施術をご提案いたします。
ニキビができやすく、赤ら顔です。おすすめの施術でダウンタイムが短いものはありますか。
ポテンツァですと、お肌の幅広いトラブルにアプローチ可能です。
極細の針で皮膚に刺激を与え、創傷治癒能力を高めます。刺激によりコラーゲン増生を促し、ニキビや赤ら顔だけではなく、肌のハリ・ツヤにも効果があります。
ダウンタイムは1~2日で、患部に赤みや極めて小さな針跡が残りますが、メイクでカバーできる程度です。
ニキビ治療で使われている、マヌカピールとウーバーピールの違いは何ですか。
マヌカピールは、表皮を中心にアプローチする低刺激性の薬剤です。
抗菌・保湿作用があり、ニキビや毛穴の開きなどに効果があります。
一方、ウーバーピールは、ダーマペン施術直後に塗布し、肌表皮深層まで浸透させます。
赤ニキビやニキビ跡の改善、美白・美肌効果が期待できます。
ニキビ治療は、何度も施術する必要がありますか。また、何歳から治療できますか。
症状の程度により異なりますが、1回の施術でも効果を実感できる方もいます。
アフターケアにも力を入れておりますので、ご自宅でできるニキビケアのご提案や、生活習慣についてもご相談可能です。
また、ニキビ治療に施術年齢の下限は設けていませんが、お肌の状態を見させていただき、医師が判断しております。
マヌカピールの施術時間や治療回数を教えてください。副作用やリスクはありますか。
施術時間は30分程度で、2~4週間ごとに5~10回の施術をおすすめしています。
塗布した際に肌にヒリヒリとした痛みが伴う場合がありますが、施術後のお肌に異常がなければすぐにメイクが可能です。
施術後はお肌が乾燥しやすく、刺激を受けやすくなっています。
日焼け対策と保湿を心がけてください。
ニキビがあるとき、お化粧はしても良い?
化粧品の厚塗りや油性のファンデーションなどは、毛穴詰まりを起こしやすくするため避けてください。なるべくポイントメイクで済ませ、ニキビを目立ちにくくする方法がおすすめです。一日の終わりにメイクをしっかり洗い落とし、保湿を十分に行うことも重要です。
ニキビを跡にしないためにはどうすればいい?
ニキビ跡を防ぐには、ニキビの段階でなるべく触らず、肌を清潔に保ち続けることが大切です。ニキビをつぶしたりこすったりしてしまうと、色素沈着やクレーターなどを引き起こし、ニキビ跡につながります。ニキビができてしまったら、なるべく刺激を与えないようにしましょう。
ニキビ跡って治りにくいって本当?
一度炎症を起こし、跡になってしまったニキビは自力で治すことが難しくなります。赤みや色素沈着レベルであれば、自然に消える場合もありますが、クレーターやしこりになってしまうと、自然治癒や市販薬などでは治りにいです。ニキビ跡をきれいに治すにはレーザー治療が効果的ですが、治療には時間がかかるため、早めに美容皮膚科に相談してください。
ニキビ跡の治療期間はどれくらい?
症状や施術内容、ニキビのできやすさなどによって異なります。ニキビ跡の赤みであれば、2~4週ごとの治療を5~10回程度行い、様子を見る必要があります。また、ニキビ跡のクレーターであれば、効果が出るまで半年以上かかるケースもあります。
ニキビ跡の治療は痛い?
ニキビ跡のクレーターに使われるレーザー治療は、少なからず照射時に痛みを感じてしまう方もいます。クリニックによっては痛みを軽減するために、麻酔クリームを塗ってから施術を行う場合もあります。痛みの感じ方は個人差がありますが、ほとんどの方が我慢できるレベルです。