局所麻酔を使用するので、施術中の痛みは感じません。麻酔の注射をする際に少しチクっとする程度です。個人差はありますが、麻酔が切れかけた時には、ずきずきとした痛みを感じる方が多いです。痛みに弱い方、不安を感じる方はカウンセリングで医師にご相談ください。

施術後１週間くらい強い腫れや赤み、内出血などが見られます。完全に腫れがおさまるのは早い方で１ヶ月程度です。むくみが出やすい方は３～６か月くらいかかることもあります。個人差はありますが、時間とともに徐々に落ち着いてなじんでいきます。

眉下リフトは、眉毛のすぐ下を切開し縫合するため、傷跡はほとんど残りません。抜糸するまでは糸が見えますが、眉毛のすぐ下で細かい縫合を行いますのでほとんど目立ちません。個人差はありますが、通常傷の赤みは2～3カ月、傷跡は4～6か月で落ち着きます。

眉下リフトは施術後約１週間で抜糸します。術後は抗生剤と痛み止めを処方します。痛みや炎症などがなく経過が良ければ、１～２回ほど経過観察のため通院していただきます。診察のため、術後１ヶ月で診察にお越しください。

目元を避けての洗顔とシャワーは施術の翌日から可能です。入浴は１週間後からにしてください。血行を促進し、腫れや赤みが出る可能性があるためです。目元以外のメイクは術後すぐから可能、目元・患部のメイクは抜糸が終わるまでは控えてください。

腫れが引くまでは使用を控えてください。また違和感がある場合は使用を中止し、クリニックへご相談ください。施術中、コンタクトレンズは外していただきますので、必要な方は眼鏡をお持ちください。

眉下リフトの効果は半永久的です。切開して縫合しているので後戻りするケースはほとんどありません。術後、加齢によってまぶたのたるみが気になってきたときに、再施術される方もおられます。

眉下リフトは、施術によって元々の二重のラインがよりはっきり見えることはありますが、目元の施術ではないため、一重を二重にする効果はありません。

下記に当てはまる方や、治療中の疾患や服用している薬などによって医師が施術不可と判断した場合は施術することができません。

• 妊娠中の方、または産後３か月以内の方、授乳中の方
• 重度の皮膚疾患がある方
• ケロイド体質の方
• ヘルペス感染症の方
• 局所麻酔アレルギーの方　など

眉下リフトは皮膚を切除しすぎると、目が落ち込む、目を閉じられないなどの影響が出ます。また切除する量が少なすぎると、効果を実感しにくいです。目と眉の間隔やたるみ具合によって、患者様一人ひとりにあった皮膚の切除量をデザインすることが重要です。また目の開きがよくなるため、ドライアイになりやすいことがあります。