MENU
装飾

糸リフト

blog
ほうれい線はどう対策する?原因や消し方、予防方法について詳しくご紹介

ほうれい線はどう対策する?原因や消し方、予防方法について詳しくご紹介

ふと鏡を見た時、ほうれい線に気づいてしまい、「自分も老けてしまったなあ」と落ち込むことはありませんか? ほうれい線は、お顔が老けて見える原因のひとつです。一般的に年齢が重なると目立ちやすくなりますが、若い方でも悩んでいる方はいます。 この記事では、ほうれい線の年齢別の特徴や原因、消し方、予防方法について詳しくご紹介します。 ほうれい線とは? 「ほうれい線」とは、小鼻の外側から口の横まで伸びるハの字型の線です。頬と口周りとの境界線であり、厳密には「シワ」ではありません。「鼻唇溝(びしんこう)」とも呼ばれます。 一般的にほうれい線は、加齢による肌のハリや筋肉の低下が原因で目立っていくといわれています。各年代でどのように変化していくか、解説します。 年代別ほうれい線の特徴と原因 ほうれい線の主な原因は、加齢によって表情筋が衰えることによってできる「肌のたるみ」ですが、頬についている脂肪や筋肉の多さや、鼻横の溝が目立ちやすい骨格をしている人は、若くてもほうれい線が目立ちやすいです。 ここでは加齢によるほうれい線の原因に注目し、年代別にどんなことが要因で肌のたるみが引き起こされるのかを詳しく解説していきます。 10~20代 肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンの生成力は18歳がピークで、10~20代は、各年代の中でも最も肌の状態がよいです。ほうれい線の原因である肌のハリや筋肉の低下はほとんど見られないため、ほうれい線もほとんど目立ちません。 しかし、他の年代と比べると、パソコンやスマートフォンのやりすぎや過剰なダイエットを行う方が多いです。それにより、血流が悪くなったり、栄養が不足したりして、肌の状態が悪化するケースも多く見受けられます。 血流の悪さや栄養不足は、ほうれい線に限らず、あらゆる肌トラブルや健康面での問題を引き起こします。日頃から生活習慣に気を付けて、適切なケアを心がけましょう。 30代 30代になると肌の代謝が低下し始め、表面的にも老化の影響が現れ始めます。 コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった肌の弾力やハリを支える成分を作り出す細胞が、30歳を過ぎると減少し始め、顔の皮膚を支える表情筋の力も低下します。 そのため、10~20代に比べて、肌もたるむようになり、ほうれい線が徐々に目立つようになります。 40代 40代にもなると、肌の弾力やハリを支える成分を作り出す細胞は、生まれたばかりの新生児と比べて半分にまで減ってしまいます。30代に比べて、さらにお顔の悩みも増えていきます。 50〜60代 50代以降は、30代・40代よりもさらに代謝が低下し、くわえて骨格の変化や女性ホルモンの減少なども起こるため、これまで以上に見た目が変わっていきます。 40代までのスキンケアが肌の状態として現れてきます。特に肌のたるみは、メイクやセルフケアでもカバーが難しくなってきます。 ほうれい線を目立たなくする方法【セルフケア編】 ほうれい線の原因である「肌のたるみ」は、セルフケアでもある程度改善可能です。 肌を支える表情筋を鍛える方法やメイクでカバーする方法など、具体的な方法をご紹介します。 表情筋のトレーニング ほうれい線の原因である「肌のたるみ」は、表情筋の筋力低下によって引き起こされます。表情筋は、普段から笑ったり会話したりすることで、自然と鍛えられる筋肉です。 マスクを着用する機会が多い場合は、口元を意識しなくなり、筋肉が衰えやすくなります。普段から会話の頻度が少なかったり、マスクが必要な生活をしたりしている方は、ほうれい線が目立ちやすくなる傾向があるのです。 トレーニングで表情筋を鍛えることによって、肌のたるみを改善して、ほうれい線を目立たなくする方法があります。表情筋のトレーニングには多くの種類があり、さまざまなSNSやWEBサイトでも紹介されています。 有名なものには、頬全体の筋肉を鍛えるために、頬に空気をためて数秒間ぷくっと膨らませる方法、顔全体で「あいうえお」と大きく動かす方法、指全体で10秒間ほうれい線を引き上げる方法などがあります。 自分に合った続けやすいトレーニングはどれか、調べてみるとよいでしょう。ただし、トレーニングをやりすぎると、皮膚が伸びてしまうので注意が必要です。 マッサージ 頬のたるみはマッサージでも改善できます。骨と皮膚や筋肉をつなぐ靭帯(リガメント)は、加齢によって固くなってしまうため、放っておくと肌の弾力がなくなり、頬がたるむ原因となります。 ほうれい線を目立たなくするには、この硬くなった靭帯や、特に口の周りの筋肉、「側頭筋」と呼ばれるこめかみから耳の上あたりを、やさしくほぐすと効果的です。 また、血流の悪さやむくみも、ほうれい線に限らず、さまざまな肌トラブルの原因となります。顔のむくみを取るマッサージや、首の凝りをほぐすマッサージも合わせて行なうと、より効果があります。 表情筋のトレーニングと同様、やりすぎると皮膚が伸びてしまうので、マッサージを行う際はオイルやクリームを使うことがおすすめです。 美顔器 顔の筋肉をほぐすためには、手や指を使ったマッサージだけでなく、美顔器を使う方法もあります。ほうれい線には、微弱な電流で筋肉をほぐすEMSタイプや、高周波の電磁波で肌に振動を与えるRFタイプの美顔器がおすすめです。 どちらも皮下組織に刺激を与えて、コラーゲン生成を促す効果も持っているため、肌のハリや弾力を引き出し、ほうれい線の原因である肌のたるみを改善できます。 メイク ほうれい線がまだ薄い段階であれば、メイクで目立たせなくすることも可能です。肌なじみの良い色のコンシーラーを選び、ほうれい線から斜め上に軽くコンシーラーを引き、指でぽんぽん叩きながら上方向になじませます。 仕上げにパウダーファンデーションやフェイスパウダーをはたいて完成です。 この時、仕上げのファンデーションを分厚く塗ると、逆にほうれい線が目立ってしまうので、できるだけ薄く塗るように気を付けましょう。 ほうれい線を消す方法【美容治療編】 セルフケアでほうれい線を目立たなくする方法をご紹介しましたが、個人でケアするには限界があります。加齢による肌の代謝機能の低下は避けては通れない問題であり、完全に消すことはできません。 ほうれい線をしっかり目ただなくしてしまいたいという方は、美容治療の検討をおすすめします。 糸リフト 糸リフトとは、治療部位に医療用の溶ける糸を挿入し、皮膚を内側から引き上げる美容療法です。肌のたるみやシワを改善でき、ほうれい線だけでなく、ゴルゴラインやマリオネットラインにも効果があります。 メリットとして、メスで切開する方法よりも傷跡が目立ちにくく、効果をすぐに実感しやすい点があげられます。また、糸を挿入した周辺の肌が刺激され、コラーゲンやエラスチンが生成されて、肌の引き締め効果も得られます。 デメリットとしては、溶ける糸を使用した場合、糸が溶ければ効果もなくなるため、継続して施術を受けなくてはならない点があります。溶けない糸の場合だと、感染症のリスクやレーザー治療が受けられなくなる恐れもあります。 糸の種類によって期間の長さも異なりますが、早いものだと6~12ヶ月、長いものなら24~36ヶ月ほど効果が持続します。 皮膚が柔らかく、皮下脂肪が適度についている人は糸リフトの効果を実感しやすいです。 しかし、皮下脂肪が多い人はその分糸で強く引っ張らなくてはならないため、糸への負担が大きくなり、効果が表れにくい、持続しないといったケースも起こり得ます。ご自身のお悩みに糸リフトが適しているかは、医師とよくご相談ください。 ハイフ ハイフ(HIFU)とは「高密度焦点式超音波治療法」といって、超音波によって皮下組織に熱を当てて、肌の再生力を高め、たるみやシワを改善する美容療法です。超音波の熱エネルギーを受けた皮下組織は、コラーゲン生成が促進され、肌が引き締まり、弾力も取り戻すことができます。 ハイフの施術は、肌の気になる箇所へ超音波を照射するだけなので、施術中の痛みやダウンタイムがほとんどないのがメリットです。リフトアップの美容治療は、ハイフ以外では切開か注射の必要があるため、ダウンタイム期間をあまり取れない方によく選ばれています。 デメリットは、効果が現れるまでに施術を受けてから1カ月ほどかかる点、手軽な施術の分、持続期間が3~6ヶ月程度のため、短い周期でくり返し施術を受ける必要がある点があります。 医療機関以外でのハイフの施術はトラブルが多いため、安全性の高い医療機関で施術を受けるようにしましょう。 また、ハイフによる肌の引き締め効果は強力です。痩せ顔で脂肪の少ない方の場合、ハイフの治療を受けると、さらに痩せて見える可能性もあります。ほうれい線を改善する目的の場合、どの辺りに照射するのが効果的な、医師とよく相談して決めましょう。 ヒアルロン酸注射 ヒアルロン酸注射とは、皮膚にヒアルロン酸を注射し、皮膚の溝やへこんだ部分にボリュームを出す美容療法です。特に、ほうれい線が深い場合、その効果もわかりやすいです。 メリットは、即効性があり、ダウンタイムも短くて済む点です。ヒアルロン酸を注入したすぐ後から効果を実感でき、施術も注射するだけのため、ダウンタイムもおよそ1~2日で済みます。上記であげた糸リフトやハイフなど、他の美容療法と併用しやすい施術のため、お悩みによって組み合わせることも可能です。 デメリットとして、効果が徐々になくなっていくため、効果が弱くなったタイミングで再び施術を受けなくてはならない点です。ヒアルロン酸の種類にもよりますが、およそ半年ごろから効果が弱くなっていきます。 ほうれい線を予防するには? これまで、すでにあるほうれい線に対するセルフケアや美容療法を紹介してきました。しかし、ほうれい線を予防する方法もあります。できるだけ早い段階から予防を始めておくことで、年齢を重ねた時に、薄く目立たなくすることができます。 そのためには、原因となる肌のたるみを防ぐこと、つまり、肌のハリと弾力を保つこと、表情筋の筋力を低下させないことが重要です。具体的な方法をご紹介しましょう。 食事管理 食生活には注意が必要です。肌によいとされるビタミンA・C・Eや、肌を作るもととなるたんぱく質を多く含む食べ物を、積極的に取り入れてみましょう。 油が多すぎる食事や暴飲暴食、極端に食事を減らすことは、肌を美しくする栄養だけでなく、健康を維持するために必要な栄養も届かなくさせてしまいます。バランスの良い食事を心がけましょう。 生活習慣が不規則な生活や無理なダイエット生活を送っていると、肌の代謝機能がうまく働かず、全体的に顔が老けて見える原因となります。できるだけ規則正しい生活を送り、睡眠不足やストレスを減らすことも重要です。 保湿 肌の乾燥は、紫外線ダメージと並ぶ、さまざまな肌トラブルを引き起こす原因のひとつです。肌にはバリア機能があり、乾燥しているとうまく機能せず、肌の老化が進みやすくなります。 肌の潤いが適切に保たれていれば、バリア機能がきちんと作用でき、肌トラブルも起こりにくくなります。スキンケアコスメを使用して、日頃から肌が乾燥しないように気を付けましょう。 紫外線対策 紫外線によるダメージは、肌の乾燥と同様、多くの肌トラブルを引き起こします。肌のハリを維持する真皮層は、特に紫外線のダメージを受けやすいため、日焼け止めクリームや帽子、日傘を使用し、なるべく直射日光に当たらないようにしましょう。 強い紫外線というと真夏のイメージがありますが、季節に関係なく1年中、屋内でも、曇りの日でも、紫外線は肌に降り注いでいます。夏以外のシーズンでも、晴れていない日でも、紫外線対策は必ず行いましょう。 姿勢を正す 首や肩に負担がかかる姿勢を長時間取っていると、血流が悪くなり、肌に栄養が行き渡りにくくなります。パソコンやスマートフォンの長時間の使用を控えたり、首や肩をマッサージしたり、適度に体を動かしましょう。 ほうれい線治療の症例写真 施術前 施術後 施術名 ほうれい線ヒアルロン酸治療 施術の説明 加齢とともに現れるほうれい線にヒアルロン酸を注入することで、シワを改善する施術です。 オリジナルで作成した注射針と院長考案の注入法で、顔全体のバランスを整えるオーダーメイド治療を行います。 シワやたるみの原因となる周囲の組織も含めて、トータルフェイシャルトリートメント治療ができます。 施術のリスク (副反応) 注入後少し膨らみや腫れが生じることがあります。 次第に馴染んでいきますが、2日〜3日間位症状が続くこともあります。 ※個人差があります。 施術の価格 59,800円(税込)〜438,000円(税込) ダウンタイム ほぼなし~2週間程度 ほうれい線治療についてのよくある質問 ほうれい線治療について、よくある質問をご紹介します。 Q:ほうれい線ができやすい人とできない人の違いはなんでしょうか? ほうれい線の原因は、加齢による肌のたるみのため、年齢を重ねた方ほど目立ちやすい傾向があります。また、もともとの骨格や頬の筋肉の付き具合によっても左右されます。 それ以外の問題だと、元の骨格に問題がなくても、口の片方だけで噛む癖があったり、寝るときの体勢に問題が合ったり、骨格が歪むような癖や習慣を持っていると、血流が悪くなって、ほうれい線が目立ちやすくなります。 Q:ほうれい線が目立ちやすいかチェックする方法はありますか? チェックする方法はあります。 頬の皮膚を口元から耳にかけて、指全体で軽く押し上げてみてください。細かい小じわが寄りやすい人は、皮膚が薄くてたるみが生じやすいため、ほうれい線が目立ちやすいタイプです。 Q:ほうれい線を消すにはどうすればいいですか? ほうれい線の美容治療の効果は、長くても1~2年でなくなります。また、年を重ねるたびに肌の機能も低下していくため、「ほうれい線が完璧に消えてなくなる」ということはありません。美容療法を継続的に受けていただきながら、生活習慣やスキンケア、マッサージなどのセルフケアを続けていただくことで、ほうれい線も目立たなくなっていくでしょう。 Q:ほうれい線の美容療法は、男性でも受けられますか? ほうれい線に限らず、性別関係なく、男性でも美容療法を受けていただくことが可能です。しかし、一般的に男性の肌は女性よりも厚く、乾燥しやすい傾向にあるため、女性と同じ施術を受けても満足できる結果が得られないケースもあります。医師とのカウンセリングで、どんな施術が適しているか、しっかりと突き詰めていくことが重要となります。 Q:ほうれい線の美容治療にはいろいろな方法がありますが、どれが一番効果的ですか? 患者様のお悩みやほうれい線の状態にもよりますが、肌のたるみが原因のほうれい線にはリフトアップさせる糸リフト、ほうれい線が深い方には肌をボリュームアップさせるヒアルロン酸注射、ダウンタイムも費用も手軽に済ませたい方にはハイフがおすすめです。 しかし、患者様の生活スタイルや費用の問題もあるため、どの美容療法が適しているかは、医師とともによく相談していただくのがよいでしょう。 まとめ 年齢とともに目立ってしまい、どうしても消えてくれないほうれい線。美容療法を含めて、目立たせない方法はいくつもありますが、お肌の状態や骨格、日常生活など、それぞれ抱える事情は異なります。 効果の持続期間や継続的な費用など、さまざまな条件を加味した上でご自身に合った方法を選ぶことで、より高い効果を実感できるでしょう。 日常的なセルフケアももちろん大事なことですが、限界を感じている、早く効果を求めたいという方は、ぜひ一度一宮美容クリニックまでご相談ください。
糸リフトの効果を感じる持続期間は?長持ちさせるには?

糸リフトの効果を感じる持続期間は?長持ちさせるには?

糸リフトとは、メスを使わずに糸で皮膚を引き上げることでリフトアップさせ、シワやたるみ等のお悩みを解消できる治療方法です。外科手術でも使用されている「溶ける糸」の選択も可能で、リスクが少なく即効性もあるため人気があります。 しかし、半永久的な効果はなく、糸がゆるんだり完全に溶けたりしてしまうと、次第に効果が薄れていきます。 今回は、そんな糸リフトの持続期間を最大限に引き出すためのアフターケア方法や、選択する糸の種類の他、施術のポイントまで詳しくご紹介していきます。 糸リフトの効果とは 糸リフトの治療効果は、以下の通りです。 たるみの解消 小顔効果 毛穴、小じわ改善 肌のハリアップなどの美肌効果 糸リフトとは、トゲのような微細な突起(コグ)のついた糸を極細の針を使用して皮膚の下に通し、顔を物理的にリフトアップすることができる治療方法です。直接気になる箇所にアプローチできるため、即効性があり確実な効果を得ることができます。 たるんだ皮膚を引き上げるだけでなく、肌の奥深くの真皮層を刺激することで、コラーゲンの生成を促進し、肌のハリや毛穴、小じわ改善など、美肌効果も期待できます。 また、溶けて吸収される糸を使用する場合、吸収される過程でもコラーゲンの生成が促進されるため、さらにコラーゲンの生成が増加します。糸が全て吸収されたあとも、しばらくこの効果が持続します。 糸リフトは、使用する糸の本数が多いほど効果が高いです。使用する本数や糸を通す施術箇所は、カウンセリング時に相談して決定するため、お悩みやなりたい姿などを医師としっかり共有できるよう、希望を具体的に伝えるようにしましょう。 ▼一宮美容クリニックの糸リフトのページはこちら 糸リフトで使用する糸の種類 糸リフトで使用する糸は大きく分けて「溶ける糸」と「溶けない糸」の2種類に分けられます。現在主流とされているのは溶ける糸ですが、溶けない糸とはどのような違いがあるのでしょうか。 ここでは、溶ける糸と溶けない糸の特徴をそれぞれ解説していきます。 溶ける糸 溶ける糸の特徴は以下のとおりです。 糸が溶けて吸収されるため、感染症の心配もなく安心 持続期間が溶けない糸に比べて短い 糸が溶ける過程でもコラーゲンが生成される 糸が溶けるスピードは使用する糸の種類によって異なり、半年~1年程度のものから2~3年程度持続するものがあります。 当然ながら、吸収されてしまうと効果は薄れてしまいます。しかし、吸収される過程でコラーゲンが生成されるため、リフトアップだけでなく若々しい肌へと導くことができます。 持続期間に合わせて定期的な施術が必要ですが、抜糸をする必要がないことが大きな魅力です。 溶けない糸 一方で、溶けない糸の特徴は以下のとおりです。 糸が体内に残る 持続期間が溶ける糸に比べて長い 顔の引きつりや、加齢によるズレなどのリスクがある 溶けない糸の最大のメリットは、糸が吸収されないため持続期間が長いことです。ただし、効果は半永久的に持続するわけではありません。糸についているコグが加齢や接触などではずれてしまった場合、次第に効果を失ってしまいます。 持続期間は概ね3年ですが、体内に異物感が残り続けることで炎症を引き起こしたり、コグが変にはずれてしまうことで、引きつりやよれてしまったりなどのリスクがあります。 加齢によって糸が浮き出てきてしまうという事例もあるため、効果がなくなった場合や、再び施術を行うためには、抜糸を行わなければなりません。現在、溶ける糸が主流になっているのは、この点のリスクが大きいという理由もあります。 溶ける糸と溶けない糸、それぞれにメリットやデメリットがありますが、リスクをしっかりと確認し、十分に納得した上で糸の種類を選ぶようにしましょう。 溶ける糸の種類と持続期間の違いは、次項で解説していきます。 糸リフトの効果の持続期間とは 糸リフトの持続期間は糸の種類や本数、施術後の過ごし方で大きく変わります。ここでは、溶ける糸の種類ごとの持続期間の違いについて詳しくご紹介します。 PDO(ポリジオキサノン)・・・1年程度で吸収 溶ける糸の中でも、最もポピュラーな糸です。 リーズナブルなうえ、外科手術でも手術の縫合時に使用される糸ということで安心感もあり、糸リフト初心者の方におすすめです。 PLLA(ポリ乳酸)・・・2年程度で吸収 溶ける糸の中でも、少し硬さのある糸です。 日本の厚生労働省に相当する、アメリカ合衆国の「FDA(食品医薬品局)」から承認されています。 PCL(ポリカプロラクトン)・・・2~3年程度で吸収 溶ける糸の中でも、最も持続期間が長い糸です。柔軟性があり、ゆっくりと時間をかけて溶けて吸収されます。糸がやわらかいため、挿入時の痛みも比較的少ないです。 以上のように、糸の種類によっても年単位で持続期間に違いがあります。 また、施術の方法や普段の過ごし方でも、効果を長持ちさせることは可能です。詳しくは次項で説明していきます。 糸リフトの効果を長持ちさせるためには 糸リフトの効果を長持ちさせるには、以下のような方法があります。順番に解説していきます。 リフトに使用する糸の本数を増やす 施術部位にあまり触れない 大きく口を開けない 計画的に再施術をする リフトに使用する糸の本数を増やす 糸の本数が少ない場合、1本1本の糸への負荷が大きくなり、コグが外れやすくなります。本数を増やすことで、面で皮膚を支えることができるため、より自然な仕上がりを目指せます。 挿入する本数は、年齢や肌の状態によっても変わるので、カウンセリング時によく相談するようにしましょう。 施術部位にあまり触れない 糸リフトは、コグで皮膚をひっかけてリフトアップする施術方法です。そのため、マッサージなどで施術後の糸リフトが安定していない箇所を動かすことで、コグが外れてしまったり、よれてしまったりする場合があります。 少なくとも1~2か月程度が経過して糸が安定するまでは、施術箇所のマッサージやエステなどは控えましょう。脱毛エステなどは可能ですが、エステ前に糸リフトをしていること担当者に伝えるようにしましょう。 大きく口を開けない 口を大きく開けることは、コグが外れたり糸が伸びたりズレてしまうなど、効果が薄れてしまう原因となります。 施術後1~2か月程度はご飯を食べる際に、大きなものや固い食べ物はできる限り避けることをおすすめします。口を大きく開ける可能性がある歯医者に通うのも、施術後1~2か月は控えた方が良いでしょう。 計画的に再施術をする 糸リフトの効果は、半永久的ではありません。いずれ、肌は加齢などで重力に負け、たるんできてしまいます。 糸の効果が完全になくなってしまってから再度糸リフトで引き上げるのは、糸への負担が増えるだけでなく、顔の印象が変わってしまう可能性があります。すべての効果がなくなる前に、計画的に予約を取り、施術のサイクルを決めるようにしましょう。 持続期間は、個人差はありますが、糸の種類や他の治療との組み合わせによっても長くできます。カウンセリング時に相談し、定期的に施術を受けられるように計画しておきましょう。 年齢別の施術間隔の目安 糸の種類や肌の状態、年齢によっても施術の持続期間は変わります。年齢別での持続する目安期間は以下の通りです。 20代後半・・・2年 30代前半・・・1年半~2年 30代後半・・・1年~1年半 40代後半・・・1年 上記は、一般的な糸を使用した場合の持続期間です。肌の状態によっても変わるため、あくまで目安として次回の施術期間を考えましょう。 糸リフト施術後に気をつけたいこと 糸リフトの施術後に気をつけたいことや注意点は、以下のとおりです。 ダウンタイムの期間を事前に把握しておく 大きく口を開けない マッサージをしない 施術直後は、血行が良くなることは控える レーザー治療はNG 仰向けで寝るようにする 歯の治療は1か月程度控える 固い食べ物は避ける ダウンタイムの期間を事前に把握しておく 糸リフトは、メスを使用する施術に比べて、ダウンタイムが短い施術方法です。 傷も小さな針の跡程度ですぐに治りますが、ダウンタイムがまったくないわけではありません。体質や糸の本数によっては、腫れや痛み、内出血などを伴う場合もあります。 腫れは3日~1週間程度で落ち着き、メイクで隠せる程度のことが多いです。 ただし、施術後すぐの過ごし方によっては、ダウンタイム期間を延ばしてしまう可能性もあります。ダウンタイム期間の過ごし方などを事前に医師と相談して考えておきましょう。 大きく口を開けない 前項でも述べましたが、口を大きく開けることで糸が外れることや、よれてしまう可能性があります。 また、糸で引き上げているため、無理に大きく表情を変えると痛みが伴う場合もあります。糸が皮膚となじんでくると、徐々に違和感もなくなります。 マッサージをしない 施術後すぐにメイクができる糸リフトですが、こすることで糸がよれ、痛みが伴う可能性があります。 メイクやクレンジングの際はあまり強くこすらず、やさしく触れるように行いましょう。同じ理由で、顔のエステも控えることをおすすめします。 施術直後は、血行が良くなることは控える 施術後すぐの飲酒や入浴、激しい運動などは控えるようにしましょう。血行が良くなることで、腫れや内出血の原因となり、ダウンタイム期間が伸びる可能性があります。なるべく安静に過ごし、痛むようであればやさしく冷やすなど、傷が治るように努めましょう。 レーザー治療はNG 施術後2か月程度はレーザー治療を控えなくてはなりません。糸が安定していない状態でレーザー治療をすると、糸が変形してしまう可能性があるためです。施術する予定がある場合はスケジュールを調整し、期間をあけて受けるようにしましょう。 仰向けで寝るようにする 糸が安定していない状態でうつ伏せや横向きで寝ると、枕に顔が圧迫されて糸がズレてしまう可能性があります。1~2週間程度は、仰向けで寝るように注意しましょう。 歯の治療は1か月程度控える 糸が安定する1か月程度は歯科治療を控えるようにしましょう。大きく口を開け続ける必要がある歯の治療は、糸の張りが弱まる可能性があります。歯科で治療中の場合は、担当の歯科医に相談してください。 固い食べ物は避ける 施術後すぐの引っ張られている感覚ある内は、固い食べ物は避けましょう。固い食べ物を食べることは、顎を強く食いしばる必要があるため、糸の張りが弱まる可能性があるためです。 なるべく咀嚼をしないで済むような、やわらかいゼリーやおかゆなどでの栄養補給ををおすすめします。 以上のように、普段の何気ない行動や習慣などに気を付けるだけでも、糸リフトの効果がより持続する可能性があります。 糸リフトのメリットとリスク 次に、糸リフトを施術する大きなメリットとリスク、施術が受けられない方などについても説明します。 メリット 糸リフトの最大のメリットは、ダウンタイムが約1週間と短く、施術後すぐに効果を得られます。1回の施術時間は糸の本数によっても異なりますが、約30分と短めです。また、施術料金がメスを使用する治療に比べて安価であることも人気の理由です。 さらに、糸を挿入する刺激でコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌のハリが良くなるという若返りの効果が得られるのも魅力のひとつです。 リスク メリットの多い糸リフトにも、以下のようにいくつかリスクや気を付けるべき点があります。 腫れ、むくみ、内出血:1週間程続く可能性がある 痛み:施術箇所を擦る、口を大きく開けると、痛みを感じる場合がある 肌の引きつり感:糸で肌を引き上げているため、糸がなじむまで引きつりを感じる場合がある 傷:極細の針を使用するためが大きな傷跡はほぼ残らないが、かさぶたは生じる 肌のデコボコ感:2週間程度で落ち着くが、糸を刺した箇所が少しくぼむ場合がある 施術を受けられない方 以下の方は、施術を受けられない可能性があります。不安な場合は、カウンセリング時に相談しましょう。 授乳中、妊娠中、またはその可能性がある方 重い心疾患や糖尿病を患っている方 ケロイド体質でお困りの方 糸の成分にアレルギーをお持ちの方 ひどい肌荒れ、皮膚炎がある方 まとめ 今回は、糸リフトの種類や効果の持続方法について解説しました。糸リフトの持続効果を長くする方法をまとめると、以下の通りです。 持続効果の長い糸を使う 糸の本数を増やす 口を大きく開けないように表情に気を付ける 顔に刺激を与えない その他にも、通院するクリニック選びも重要になります。糸リフトの施術は、ただ糸で引き上げれば良いというわけではなく、挿入する方向や深さなど、技術と経験が必要となるためです。 経験の少ない医師が施術を行うと、引きつりが起こったり、糸が浮き出て見えてしまったりする場合があります。 一宮美容クリニックの医師は経験が豊富です。1人ひとりに合わせた挿入方法や、少しでも施術の痛みが軽減できるような施術を行います。最長3年間持続する糸の使用も可能です。 予約フォームから24時間カウンセリングの予約もでき、電話やLINEでも予約・お問い合わせを受け付けております。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。 ▼一宮美容クリニックの糸リフトのページはこちら

CONTACT

ご予約・お問い合わせ

ACCESS

アクセス

〒491-0904 
愛知県一宮市神山1丁目1-1

お車でお越しの方

駐車場11台完備。空きがない場合近隣コインパーキングをご案内いたします。

電車でお越しの方

JR尾張一宮、名鉄一宮駅西口より徒歩2分。
名古屋駅より最短10分でお越しいただけます。

診療のご案内

診療時間 / 9:30~18:30

休診日 / 不定休

ACCESS