整形は老後に崩れる?二重整形は老後どうなるのか?
手軽に華やかな目元を手に入れられることで人気の二重整形。 費用的にも手が届きやすいことから、二重整形をする方は増えてきています。
しかし同時に、二重整形は崩れることはないのか、二重整形をした老後はどうなるのかなど、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、二重整形の施術後、年齢を重ねるとどういった変化があるのかをご紹介します。
二重整形は年齢を重ねると変化する
二重整形には埋没法と切開法という、二種類の施術法があります。
このうち、切開法は半永久的な効果があります。埋没法についても、切開法に比べ持続性は劣るものの、まぶたに負担がかからないよう日頃から注意することで、長く持続させることができます。
しかし二重整形は、二重のラインが永続的に、変わらず維持できるということではありません。というのも、加齢による身体の変化は二重整形とは関係なく起こり、整形によって作られた二重にも少なからず影響することがあるためです。
年齢を重ねたことによる身体の変化は、個人の生活習慣などにより差があります。
具体的にどのような身体の変化が影響を及ぼすのか、またどれくらいの時期に変化が起こってくるのかを見ていきましょう。
老後に二重整形が変化する理由 加齢による二重整形の変化は、顔に起こる加齢現象が主な原因です。埋没法で施術した場合、用いた糸がトラブルとなることもあります。以下に具体的な例を挙げるので確認しましょう。
まぶたが下垂する
加齢によりまぶたが垂れ下がると、二重が変化することがあります。
眼瞼下垂という症状を聞いたことがあるでしょうか。これはまぶたを支える筋膜が伸びたことで起こる症状です。目に負担をかける習慣があると発生しやすくなりますが、加齢によって起こる自然な変化です。
まぶたの下垂は、二重の幅が狭くなることにつながります。施術を受けていない、もともと二重の方も同様です。二重整形で作られたラインも、年数が経過すると幅が狭くなったり、二重のラインが変わったりします。
まぶたに脂肪がつく
まぶたに脂肪がつくことでも二重は変化します。年齢を重ねて代謝が落ちると、身体に脂肪がつきやすくなります。まぶたについた脂肪の重さを筋肉が支えきれなくなることで、自然と二重の幅が狭くなってしまうのです。二重のラインが残っていたとしても、奥二重のような見え方になるでしょう。
この変化はまぶたがむくんだときも同様です。年を重ねるとむくみも発生しやすくなるため、体質的な変化は二重に影響を与えてしまう大きな理由なのです。
まぶたが痩せる
脂肪がつくことが二重を消す原因となる一方で、まぶたが痩せることでも二重に変化が起きます。
ダイエットをして痩せたら二重になった、という経験談を耳にしたことがあるでしょうか。これはまぶたが痩せることで皮膚が薄くなり、二重のラインがはっきりして目立つようになるためです。
一見嬉しい変化に思えるかもしれません。しかし、痩せすぎると余った皮膚が垂れ下がって二重にかかり、二重のラインを隠すことがあります。また、目の上がくぼんでしまい、二重の幅が広がったりラインが増えたりといった弊害もあるのです。
糸が取れる(埋没法)
埋没法を選択した場合、施術した糸が取れてしまうことで二重に影響が出ることも。
埋没法では、まぶたを支える筋膜と皮膚を糸で留めて二重を作ります。この糸で作られたラインを皮膚に定着させることで二重ができますが、糸が定着する前に取れてしまうと二重がなくなったり、ラインが崩れたりしてしまうのです。
糸の取れやすさは個人の習慣が影響していたり、結び方にもよったりと人によって差が出やすい部分です。数年で取れてしまう方もいれば、10年以上維持できる方もいます。
糸がゆるむ(埋没法)
埋没法による施術は、糸が緩むことによっても二重に影響が出てしまいます。 糸が何かの弾みで緩んでしまうと、二重の幅が狭くなります。この緩みが大きくなると、二重のラインが変形することにもつながります。
施術方法で違う二重整形の老後
二重整形の施術方法は埋没法と切開法があり、それぞれの方法によって老後の二重の状態が大きく変化します。
以下に、埋没法と切開法を施術したことによる変化の違いをご説明します。重視したい点、将来のことを考えて施術方法を決める参考にしてみてください。
埋没法の変化
埋没法は、まぶたを支える筋膜と皮膚を糸で結んで二重のラインを作ります。術後の痕も目立たず、手軽にできることがメリットです。
しかし、糸の力だけで二重を作っていることから、糸が取れる、あるいは緩むことで元に戻ってしまいます。二重ラインが皮膚に定着している場合は糸が取れても二重のままですが、定着しないうちに片方の糸だけが取れてしまうという、困ったケースも。
一方で、埋没法は再手術が可能なので、もし糸が取れたとしても施術しなおすことができます。
加えて、仕上がった二重ラインがイメージと違う場合、二重の形や幅を変えることも可能です。顔の変化に合わせてラインの調節や、元のまぶたに戻すといった柔軟な対応ができる点は、埋没法の大きな利点といえます。
ただし、糸の付け替えを繰り返すことでまぶたに負担がかかってしまうことは避けられません。さらに、埋没法でも一定期間が経過するとまぶた内部の癒着が発生するなどして、完全に元の状態に戻すことは難しいです。何度でもやり直せることに頼りきらず、再手術については医師と相談の上で決めるようにしましょう。
切開法の変化
切開法は、まぶたを切開し脂肪や皮膚を除去・調整して二重を作る施術法です。埋没法より安定した二重ラインを手に入れられ、年齢を重ねても二重のラインが消えてしまうことはほぼありません。
しかし、半永久的な効果が得られる分、修正が困難であることは覚えておきましょう。切開法で作った二重ラインでも、年齢を重ねたことで不自然になってしまうことがあります。このような状態でも、場合によっては修正できません。
切開法による施術は、半永久的な二重が手に入れられたり、デザインが自由にできたりする反面、元に戻すことができない、修正しにくいというデメリットがあります。
将来のことを心配すると、切開法を選ぶことをためらってしまいますが、切開法は再手術が絶対にできないという訳ではありません。
切開法の再手術が難しい理由は、手術によって目の周りの少ない皮膚を切開するためです。まぶたをはじめとする目の周りの皮膚は元から薄く少ない箇所で、手術後に多くの皮膚が残っているとは限りません。そのため、再手術でできることが限られてしまうのです。
しかし、残っている皮膚でできる施術であれば再手術も可能です。軽い修正であれば、切開法でも再手術ができる場合があります。
クリニックにより対応に違いがあるものの、必ずしも切開法が再手術不可能ではありません。迷っている場合や不安がある場合は、医師に相談してみましょう。
埋没法で二重整形した場合の10年後 埋没法は切開法に比べ、変化が表れやすい施術法です。ここでは埋没法で二重整形した場合の、10年間の変化をご紹介します。
なお、ここで示すのはあくまで一例となります。
すべての方に該当するとは限りませんので、参考程度にされてください。
埋没法1年後の状態
施術後半年くらいまでは、術後の腫れや違和感が続く、いわゆるダウンタイムに相当する期間です。
埋没法は、術後の腫れなど、いわゆるダウンタイムが出にくいですが、留める箇所が多くなると細胞のダメージが大きくなります。その結果、ダウンタイムが長くなることがあるため、気になる場合は、その都度医師に相談しましょう。
1年が経過する頃には、その違和感も消えて自分のまぶたとして馴染んでいることが多いです。同時に、この時期は扱いに慣れておらず、糸が取れてしまう可能性があるため注意すべきときです。
施術した自分の顔を見慣れてくる時期でもあるので、ふとしたことで強くこすってしまわないよう注意しましょう。とくに目元をこする癖があったり、マッサージの習慣があったりすると糸が取れやすくなってしまうので要注意です。
埋没法5年後の状態
施術時の年齢にもよりますが、加齢による変化が表れ始める時期です。施術後すぐの時期と比べると、二重の幅が狭くなったように感じることもあります。
この時期に片目だけ変化が大きいときや、二重のラインが不自然に曲がっているように感じるときは、糸が緩んでいる可能性が高いです。
違和感を覚えたら、すぐにクリニックへ相談しましょう。放置したり自分で戻そうとしたりすると、糸が余計に緩んで悪化することがあります。
埋没法10年後の状態
10年も経過すると、まぶたは大きく変化します。脂肪の減少や筋肉の衰えが原因で、皮膚が垂れ下がってきたり、細かいシワが目立ち始めたりという変化が生じる可能性も。
この変化が二重ラインに影響すると、まぶたのたるみや目を開ける筋肉の衰えにより二重の幅が狭まる場合があります。逆に、まぶたの脂肪が減少することにより幅が広がることもあります。
二重ラインの変化が大きいと感じたら、再度二重整形を受けてみることも検討しましょう。眼瞼下垂の症状が出ている場合もあるので、適切な治療を行うことで美容面だけでなく健康面でもプラスになることが予想できます。
また、場合によっては、二重ラインを維持している糸に影響が出ることもあるでしょう。埋没法の糸は施術時で固定されているので、年齢を重ねていくと糸が緩んだり、取れたりすることがあります。
糸の状態によっては、眼球に接触し、傷やゴロゴロ感の原因になることもあるため、その危険性は楽観視できません。違和感を覚えた場合は早めにクリニックを受診するようにしましょう。
老後、二重整形で後悔しないためには?老後を考えた二重整形の選び方
10年、20年先といった将来を見据えて二重整形をするなら、どちらの施術方法が良いかしっかり考えて選ぶことが重要です。自分が外せないと思う条件や、費用面も考慮して選んでみましょう。
元の形に戻すことを考えるなら埋没法
埋没法は修正可能な施術法です。下記に該当するような方には、埋没法をおすすめします。 二重ラインを年齢に合わせてデザインしたい
年を取ったら元に戻したい
傷痕が気になる
数年ごとに費用をかけられる 埋没法は糸が取れたら再び施術を受ける必要があるため、ある程度費用がかかることは許容しなければなりません。しかし、ある程度までなら二重を作り直すことも可能なので、年齢を重ねてからもその時に合った二重を維持したい方にはおすすめです。
ただし、まぶたの状態や理想とするデザインによっては埋没法が適さない場合もあります。クリニックのカウンセリングなどを活用して、納得した上で進めるようにしましょう。
▼一宮美容クリニックの二重埋没法のページはこちら 経年変化で二重が消えにくいのは切開法
切開法は自分の皮膚だけで二重を作る施術法です。そのため、半永久的に二重を維持することが可能です。
皮膚を癒着させるので、まぶたが垂れ下がりにくくなったり、年齢を重ねても二重の幅が狭くなりにくかったりというメリットがあります。また、まぶたのさまざまな組織にアプローチできるため、二重を手に入れられるだけでなくまぶたの厚みなどの改善にも効果的です。
一宮美容クリニックの目頭切開の詳細はこちら
二重整形の老後に関連するよくある疑問 二重整形は手軽にできるだけに、気になることも多いかと思います。ここでは二重整形について、加齢による変化、老後に関するよくある疑問にお答えします。
年齢を重ねると手術しても意味がない?
埋没法で施術した場合、二重の溝が定着する前に糸が外れることで、二重ラインが消えてしまいます。そのときは再手術で二重ラインを取り戻すことが可能です。
切開法の場合、二重ラインができるように癒着した状態となっています。ラインが消えることはほぼなく、永続的に二重を維持できるでしょう。加齢によってまぶたの状態が変化することに伴い、二重の幅やラインが変わることがありますが、埋没法よりも変化は小さくなる傾向があります。
老後に二重整形が原因のトラブルが起きることはありますか?
老後に二重整形による痛みや内出血などが発生した事例はほとんどありません。二重整形後の痛みや腫れなどは施術直後に懸念されることが多く、次第に沈静化していきます。
また、年齢を重ねても二重整形による傷は目立ちにくいです。埋没法の場合は超極細の糸を使用しており、手術痕を抑えています。切開法の場合でも、部分切開により傷口を最小限に抑えることが可能なので、高齢になっても傷が目立たないようにできます。
高齢になってからの再手術は可能ですか?
埋没法であれば、気になる目元に再手術することが可能です。まぶたの下垂の改善や、きれいな二重ラインを再び手に入れることができます。
切開法の場合はまぶたの状態にもよるため、医師の診断が必要になります。目元周辺の皮膚の状態により手術ができない場合もありますが、まずはご相談ください。
二重の変化は男性にもあるのでしょうか?
男性も加齢に伴い、二重のラインや幅が変化します。年齢を重ねるともに、まぶたが垂れ下がってくることは男女同様です。日常の中で目元のケアと取り入れていただくことで、維持しやすくなります。
まとめ
二重整形により二重を手に入れたとしても、加齢とともに変化する身体の影響を受けることは免れません。だからこそ、施術法の違いやそれぞれどんな特徴があるかを把握して、十分納得するまで検討することが大事です。
二重整形に興味があるものの、老後の変化が気になって踏み出せない方は多いと思います。
しかし、年齢に伴って変化してしまうからと施術をあきらめたり、先延ばしにしたりするのはもったいないことです。悩みは気になるときに対処しておくと、より充実した楽しい生活を送れます。
気になることや不安なことがあれば、カウンセリングは無料ですので、ぜひご相談ください。ご予約お待ちしております。
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