インモードとハイフの違いとは?効果・費用・痛みのポイントを解説!
インモードとは、メスを使わずに小顔効果が期待できる、美容業界で注目を集める最新施術です。特に、美容大国韓国では「切らない小顔治療」として人気を集めており、次世代ハイフとも呼ばれています。
すっきりとしたフェイスラインを目指せるだけでなく、たるみやシワ、二重あごなど、年齢とともに気になる顔の悩みを改善したい方におすすめです。
では、いったいインモードとハイフにはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、効果や費用、痛みの違いについて、インモードとハイフのそれぞれのポイントをご紹介していきます。
目次
インモードとハイフの概要
インモードとハイフ、どちらもメスを使わずにたるみを解消できる施術方法として注目されていますが、その仕組みや効果は異なります。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
インモードリフトの特徴
インモードリフトは、RF(高周波)を用いた施術で、肌の深層部に熱エネルギーを与え、脂肪減少効果やコラーゲンの生成を促すことで、たるみの改善やリフトアップ効果が期待できる施術方法です。
ミニFXやFormaなど、複数のRF機器を組み合わせることができ、一人ひとりの肌悩みに合わせたオーダーメイドの治療が可能です。どちらのモードもやけどのリスクがなく、血管や神経を傷つけることがないため、安全に施術を受けられます。
メスを使わずに、手術を受けるよりダウンタイムも少なく、リフトアップ効果が得られる点が魅力です。
ハイフの特徴
ハイフは、高密度の超音波を皮膚の深層部に集中的に照射し、熱エネルギーでコラーゲンを収縮させ、新しいコラーゲンの生成を促す施術です。
肌表面は熱ダメージにさらされないため、やけどのリスクを抑えられます。また、メスを使わないため、手術後のようなダウンタイムも必要なく、リフトアップ効果が得られます。
インモードとハイフは、どちらも切らずにリフトアップ効果を得られるため、比較されることが多い施術です。次に、それぞれの効果比較について説明します。
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インモードとハイフの効果比較
インモードとハイフでは、超音波や高周波の違いがあることがわかりました。では、具体的にはどのように効果に違いがあるのかを比較し解説します。
インモードの施術効果
インモードには「ミニFX」「Forma」といった2つの照射モードがあります。それぞれのモードについてご紹介します。
ミニFX
1つ目のミニFXモードは、施術箇所を吸引しながら高周波を照射する仕組みです。それによって、お肌の奥深くの脂肪細胞が温められ膨張します。その膨張した箇所に特殊な電流を流すことによって、脂肪細胞が破壊され、自然に対外へ排出されます。
脂肪が減少することによって、フェイスラインがすっきりと整い、肌を引き締める効果があります。一次的ではなく、長期的な効果が期待できるのも魅力です。
Forma
2つ目のFormaは、真皮層に高周波を照射することで、美肌成分であるコラーゲンやエラスチンの生成を促す効果があります。肌のハリや弾力を取り戻し、毛穴の引き締めやお肌のキメを整え、リフトアップ効果が期待できます。
ハイフの施術効果
ハイフは、筋膜や皮下組織へ熱ダメージを与える施術方法とお伝えしました。
高密度の超音波を皮膚の深層部のSMAS筋膜と呼ばれる層に集中的に照射し、熱エネルギーでコラーゲンを収縮させ、新しいコラーゲンの生成を促す施術です。熱ダメージを受けたことにより、組織が修復される過程で、新しいコラーゲンが生成されます。
収縮することでリフトアップ効果を与え、コラーゲンの生成によって毛穴の引き締めやお肌のハリや弾力、キメを整えたりする効果が期待できます。
どちらが向いている?インモードとハイフの選び方
インモードとハイフは、どちらもコラーゲンやエラスチンを生成させ、お肌の引き締め効果があり、ダウンタイムが短い施術方法です。
どちらがご自身に合っているかについて迷っている方は、ぜひ以下の点を参考にしてみてください。
インモードが向いている方 | ハイフが向いている方 |
---|---|
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インモードが向いている方
頬の肉付きや二重あご、フェイスラインのぼやけなど、脂肪が原因のたるみが気になる方は特におすすめです。
深層部の脂肪細胞を直接破壊し、排出することで、よりスッキリとしたフェイスラインへと導きます。
また、インモードは脂肪細胞そのものを減らすため、効果が長持ちし、リバウンドしにくいという特徴があります。
ハイフが向いている方
ハイフは、深層部のSMAS筋膜を引き締めることで、たるみを改善するだけでなく、肌全体を引き上げるリフトアップ効果も期待できます。
効果もゆっくりと現れるため、自然な形で顔全体を引き締めたい方におすすめです。
コラーゲン生成を促進することで、肌のハリや弾力を向上させ、若々しい印象へと導きます。
次に、施術回数なども確認しましょう。
インモードとハイフの施術頻度と回数
インモードとハイフでは、施術の目的や期待する効果によって、最適な施術頻度と回数が異なります。
わかりやすいように表にまとめましたので、参考にしてください。
インモードが向いている方 | ハイフが向いている方 | |
---|---|---|
施術頻度 | 2~4週間に1回 | 3~6ヶ月に1回 |
回数 | 4回目以降は、半年に1回 | 年に2~4回 |
インモードの施術頻度と回数
施術頻度
インモードは、効果がしっかりと現れるまで、2~4週間ごとの施術が一般的です。
これは、脂肪細胞が数日後から数週間をかけてゆっくりと減っていくため、最大限に効果を得られる期間となります。
回数
初期は4回程度の施術を推奨されることが多いですが、個人差や悩みによって異なります。
充分に効果を確認できたあとは、半年に1回程度のメンテナンスを行うと、効果を持続できます。
ハイフの施術頻度と回数
施術頻度
ハイフは、効果が長期的に持続するためには、3~6ヶ月に1回程度の施術が一般的です。
これは、ハイフの最大の効果を感じるまで1~3ヶ月程度かかるため、最大限に効果を得られる期間です。
回数
半年~1年程度で効果が薄れるため、年に2~4回程度、定期的に施術を行うことで効果を持続できます。
頻度と回数が異なる理由
インモードは、比較的短期間で効果を実感できますが、ハイフはコラーゲンの生成や組織の修復に時間がかかるため、効果がでるまで時間を要します。最大限に施術の効果が現れてから、再度行うと効果は持続するため、それぞれ頻度や回数が異なります。
その他にも、肌質や年齢、お悩みによっても変わってきます。
どちらを選ぶかは頻度や回数だけでなく、効果の実感できる期間なども参考にすると良いでしょう。
では次は、痛みとダウンタイムの違いについてお伝えします。
インモードとハイフの痛みとダウンタイム
インモードとハイフ、どちらも切らない施術ですので、痛みもダウンタイムも他のリフト系の施術よりも少なくなります。
具体的にどれくらい違うのか、こちらも表にしてみました。
インモード | ハイフ | |
---|---|---|
痛み | 気づかない程度 じんわりとした熱感 | 耐えられる程度 チクチクと刺されるような痛み |
ダウンタイム | 3~4日程度 | 数日~1週間程度 |
その他 | 赤み・内出血・熱感 かゆみ・むくみ・やけど | 赤み・むくみ ごくまれにヒリヒリとした痛み |
インモードの痛みとダウンタイム
インモードは、患部を吸引しながら高周波による熱と軽い電流を流し施術する方法ですので、温かさや軽い圧迫感を感じる方が多いです。
痛みは、じんわりとした熱感などが一般的ですので、痛みが苦手な方にも安心して施術することができます。ダウンタイム期間も短いので、美容医療が初めての方にもおすすめです。
ハイフの痛みとダウンタイム
ハイフは筋膜に軽いやけどをさせる施術方法のため、チクチクと刺されるような痛みを感じる場合があります。ダウンタイム期間は、インモードとそれほど変わりはありませんが、少し長い場合があります。
インモードとハイフの痛みを、一般的意見で比較しましたが、どちらも個人差があるため、一概にどちらの痛みが強いとは言い切れません。なかには症状がまったく現れない方もいます。また、脂肪が薄い方は痛みを感じやすいため、カウンセリング時に医師に相談すると良いでしょう。
インモードとハイフの費用比較
インモードとハイフの費用も比較してみましょう。
施術するクリニックによって差はありますので、あくまで参考としてご覧ください。
インモード | ハイフ | |
---|---|---|
1回の費用 | 4~10万円(ミニFX&Forma) | 3~10万円 |
施術箇所の範囲によって大きく変わってきますので開きがありますが、そこまで金額に差はありません。
特にインモードは、ミニFXのみ・Formaのみ・セットでの施術など、施術方法がわかれるため金額も大きく変わります。クリニックによっては、術後のアフターケアも料金に含まれていることもありますので、比較検討して選択しましょう。
施術頻度や回数、その後のメンテナンス期間も考慮して、費用を算出することをおすすめします。
インモードがハイフより優れている点
ここまでインモードとハイフについて比較して解説をしてきました。
インモードがハイフより優れている点についてまとめると以下のようになります。
- 痛みが少ない
- ダウンタイムが短い
- 脂肪減少効果がある
- リバウンドしにくい
痛みが少ない
まずは、痛みの少なさです。
ハイフは、脂肪が少ない方が施術を行うと効果があまりでず、痛みを感じやすい傾向にあります。
一方、インモードは2種類のモードを切り替えて施術を行うため、脂肪の多い箇所や少ない箇所に幅広く対応することができます。
そのため、インモードはハイフより痛みを感じにくい施術方法となっています。
ダウンタイムが短い
ダウンタイムは、インモードもハイフも短い施術方法ではありますが、インモードの方が短いです。ハイフは深部を軽いやけどで損傷をさせる施術方法のため、インモードに比べると、ややダウンタイムが長くなる傾向にあります。
脂肪減少効果がある
インモードは、ミニFXのモードを使用することで、脂肪細胞を破壊し、減少させる効果があります。そのため、引き締め効果だけではなく、小顔効果や口横ポニョ(口横のたるみ・もたつき)の解消も期待できます。
リバウンドしにくい
最後に、リバウンドしにくい点です。
インモードは、脂肪細胞を破壊することで脂肪を物理的に減少させます。長期間持続しやすく、リバウンドしにくい施術方法となっています。
もちろん、個人の肌状態や目的によって、ハイフの方が適している方もいます。そのため、カウンセリング時になりたい姿や目的を医師に相談し、ご自分の肌にあった施術方法を選択ください。
施術を受ける前の注意点
インモードは、ダウンタイムも短く、リスクの少ない施術方法ですが、より安全に受けていただくために、いくつかの注意点があります。事前にご確認いただき、安心して施術を受けてください。
以下の方は、施術を受けられない可能性があります。
妊娠中、または妊娠の可能性のある方
胎児への影響が考えられるため、施術はお控えください。
ケロイド体質の方
施術部位にケロイドが形成される可能性があります。
抗凝固剤を服用している方
出血のリスクが高まります。
肌の悪性腫瘍を治療中の方
悪性腫瘍がある部位は、施術することはできません。
施術部位に金属糸を入れている方
インモードは40℃前後の熱を発生させるため、金属糸に影響を与える可能性があります。
日焼け直後の方
皮膚が敏感になっていますので、施術後の赤みや腫れのリスクを高まります。
不安な方は、カウンセリング時に医師に相談しましょう。
インモードについてのよくある質問
Q.メイクや洗顔はいつからできますか?
当日から可能です。熱いお湯を使用しての洗顔は、翌日から可能です。
Q.洗髪やシャワー、入浴はいつからできますか?
当日から可能です。
Q.運動や飲酒はしてもいいですか?
軽い運動や飲酒であれば、当日から可能です。激しい運動やお酒の飲み過ぎはお控えください。
Q.サウナやマッサージはしてもいいですか?
1週間程度お控えください。その他、血行を促進する行為は、ダウンタイムが長くなる原因となります。
Q.1回でも効果はありますか?
1回でも効果はありますが、複数回の施術をおすすめしています。個人の肌質や体質によっても変わりますので、医師と相談しながら、ご自分に合った頻度や回数で施術を受けるようにしてください。
Q.インモードリフトと他の美容施術の併用は可能ですか?
施術方法によっては可能です。
ボトックスやヒアルロン酸注入のような施術は問題ありませんが、レーザー治療や、金属糸を使用する施術はお控えください。不安な方は、カウンセリング時に医師にご相談ください。
まとめ
インモードとハイフは、どちらもメスを使わずに引き締められる施術方法ですが、それぞれ働きかける組織や得られる効果が違うことがわかりました。
インモード | ハイフ |
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患者様の肌悩みや脂肪のつき方によっても変わりますので、ご自身にあった施術方法を提案してもらえるクリニックを選ぶようにしましょう。
一宮美容クリニックでは、院長がカウンセリングから施術まで、責任を持って担当いたします。カウンセリングも無料で、ご予約はWEB予約とLINE予約が選択できます。
インモードは、痛みが少なくダウンタイムも短いうえに、1回の施術でも効果を実感できる施術方法です。
「美容クリニックに行ってみたいけれど、痛いのが怖い」
「すぐに効果を実感したい」
「リフトアップしたいけれど、顔に傷はつけなくない」
そのようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。